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京都で妊活や不妊治療を始めようと考えている方の中には、「まず精液検査を受けた方がいい?」「京都で男性だけでも検査できるクリニックはある?」「不妊治療クリニックと泌尿器科のどちらに行けばいい?」と迷っている方もいるのではないでしょうか。
不妊の原因は女性側だけでなく、男性側に関係していることもあります。足立病院 生殖医療センターでは、男性不妊の原因の約85%が精液所見の異常であり、精液所見の正常・異常は医療機関で検査しなければ判定できないと説明しています。
精液検査は、精子の数や運動率、形態などを調べる基本的な検査です。ただし、クリニックによって、精液検査だけに対応しているのか、男性不妊の詳しい検査までできるのか、夫婦の不妊治療と連携できるのかは異なります。
このページでは、京都で精液検査を受けられるクリニックの例と、検査前に確認しておきたいポイント、検査結果に異常があった場合の次の相談先を解説します。
精液検査は、男性側の妊娠に関わる状態を調べる基本的な検査です。不妊治療というと女性側の検査や治療に目が向きやすいですが、男性側の状態を早めに確認することで、夫婦全体の治療方針を考えやすくなります。
精液検査では、採取した精液を調べ、精子の数や動き、形などを確認します。
主に確認される項目には、以下のようなものがあります。
足立病院 生殖医療センターでは、精液検査で主に精子の「数」と「運動率」を調べ、問題の有無によって、タイミング法・人工授精・体外受精・顕微授精など妊娠に向けた治療方針が明確になると説明しています。
つまり精液検査は、「男性側に原因があるかどうか」を責めるための検査ではなく、夫婦にとってどの治療方法が合っているかを判断するための検査です。
精液検査は重要な検査ですが、1回の結果だけで男性不妊のすべてがわかるわけではありません。
精液の状態は、体調、睡眠、発熱、ストレス、飲酒、喫煙、禁欲期間などによって変動することがあります。そのため、結果が思わしくなかった場合でも、すぐに治療方針が決まるとは限らず、再検査や追加検査を行うことがあります。
男性不妊専門クリニックであるメンズファーティリティクリニック京都では、主な検査として、問診、身体検査、超音波検査、血液検査、尿検査、精液検査を案内しています。精液検査だけでなく、精巣や精索の状態、ホルモン値なども確認することで、男性側の原因をより詳しく調べられます。
精液検査の結果に異常があった場合は、「精子の数が少ないのか」「動きが悪いのか」「精子が見つからないのか」「精索静脈瘤などの泌尿器科的な要因があるのか」などを確認しながら、次の検査や治療方針を検討します。
精液検査は、夫婦で不妊治療を始める際に早めに検討したい検査の一つです。
女性側の検査では、ホルモン検査、超音波検査、卵管造影検査など、月経周期に合わせて行うものがあります。一方で、男性側の精液検査も、治療方針に大きく関わります。
たとえば、精液所見に大きな問題がなければ、タイミング法や人工授精から始める選択肢があります。一方で、精子の数や運動率に大きな問題がある場合は、早い段階で体外受精や顕微授精を検討することもあります。
女性側の検査だけを先に進め、後から男性側の要因がわかると、治療方針の見直しが必要になることがあります。妊活期間が長引いている場合や、これから不妊治療を始める場合は、夫婦で同時に検査を進めることも考えてみましょう。
京都で精液検査を受ける場合、どのクリニックを選ぶかは、目的によって変わります。
「まず精液検査だけ受けたい」のか、「男性不妊の原因まで詳しく調べたい」のか、「夫婦で不妊治療を始めたい」のかによって、向いている受診先は異なります。
精液検査を受ける場所は、大きく分けると、男性不妊専門クリニック・泌尿器科系クリニックと、不妊治療クリニック・生殖医療センターがあります。
| 受診先 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 男性不妊専門クリニック・泌尿器科 | 精液検査に加え、精索静脈瘤、無精子症、ホルモン異常、超音波検査など男性側の原因を詳しく調べやすい | 男性側の原因を専門的に確認したい人 |
| 不妊治療クリニック・生殖医療センター | 女性側の検査、人工授精、体外受精、顕微授精など夫婦の治療方針とつなげて相談しやすい | 夫婦で不妊治療を始めたい人 |
たとえば、男性側の検査を専門的に進めたい場合は、いちおか泌尿器科クリニック烏丸御池院やメンズファーティリティクリニック京都のような男性不妊に対応する施設が候補になります。
一方で、夫婦で不妊治療を始めたい場合や、精液検査の結果に応じて人工授精・体外受精・顕微授精まで相談したい場合は、足立病院 生殖医療センターやごうどクリニック京都駅前院のような不妊治療施設も選択肢になります。
精液検査を受けるクリニックを選ぶ際は、精液検査以外にどのような検査へ進めるかも確認しておきましょう。
確認したい検査・対応には、以下のようなものがあります。
ごうどクリニック京都駅前院では、男性不妊の検査として精液検査を案内しており、精子の量・濃度・運動率・形態を調べる検査と説明しています。さらに、DFI検査、抗酸化力検査、精子凍結についても掲載しています。
また、足立病院 生殖医療センターでは、通常の精液検査に加えて、精子酸化ストレス測定も案内しています。これは精子の質に着目した検査で、精子酸化ストレス、つまり精子DNA損傷の程度を判定すると説明されています。
精液検査で異常が見つかったときに、そのまま詳しい検査や治療方針の相談へ進めるかどうかは、クリニック選びの大切なポイントです。
精液検査では、採精方法も事前に確認しておきたいポイントです。
クリニックによって、院内で採取する場合と、自宅で採取して持参する場合があります。自宅採取の場合は、採取後何時間以内に持参する必要があるか、容器の受け取り方法、温度管理、禁欲期間などを確認する必要があります。
足立病院 生殖医療センターでは、自宅で採取した精液を2時間以内に持参する流れを案内しています。また、精液検査は月曜〜土曜の9:00〜15:00に受付していると掲載されています。
一方、メンズファーティリティクリニック京都では、院内設備として精液採取室を紹介しており、精液検査のための精液を採取する専用の部屋だと説明しています。
「自宅で採取したい」「院内の採精室を使いたい」「仕事前後に提出できるか知りたい」などの希望がある場合は、予約前に確認しておきましょう。
精液検査の費用は、保険適用になる場合と自費になる場合があります。
足立病院 生殖医療センターでは、不妊症の診断を目的とする場合、精液検査は保険適用になると説明しています。ただし、検査の目的や医師の判断、検査内容によって扱いが変わる可能性があるため、受診前に確認しておくと安心です。
費用の目安として、ごうどクリニック京都駅前院は、精液検査について保険料金約210円、自費5,500円(税込)と掲載しています。
また、メンズファーティリティクリニック京都では、問診、身体検査、超音波検査、採血、精液検査などを含む「MFC京都 男性不妊症セット」を28,000円程度と案内しています。これは初診日と精液検査日の合計で、保険の自己負担率30%を想定した金額とされています。
同じ「精液検査」でも、単体検査なのか、男性不妊の総合検査セットなのかによって費用は異なります。検査前に、保険適用の可否、追加検査の可能性、結果説明の費用も含めて確認しておきましょう。
男性側の検査は、仕事の都合で後回しになりやすいことがあります。そのため、平日夜間や土曜に通えるかどうかも、クリニック選びでは重要です。
いちおか泌尿器科クリニック烏丸御池院は、平日17:00〜20:00、土曜午前の診療枠があります。公式サイトではLINE予約を案内していますが、精液検査とレントゲン検査は電話予約のみと明記されています。
メンズファーティリティクリニック京都は完全予約制で、月曜・金曜は17:00〜20:00の夜診、火曜午後、土曜午前・午後の診療枠を掲載しています。
また、ごうどクリニック京都駅前院は、京都駅前徒歩3分の不妊治療クリニックとして、男性不妊にも対応すると公式LPで案内しています。WEB診療予約の導線も掲載されているため、京都駅周辺で夫婦の不妊検査を進めたい方にとって候補になります。
仕事と両立しながら検査を受けたい場合は、診療時間だけでなく、精液検査の受付時間、採精方法、予約方法まで確認しましょう。
ここからは、京都で精液検査を受けたい方が比較候補にしやすいクリニックを紹介します。
なお、精液検査の予約方法、費用、採精方法、受付時間、保険適用の扱いは変更される場合があります。受診前に各クリニックの公式サイトまたは窓口で最新情報を確認してください。
いちおか泌尿器科クリニック烏丸御池院は、京都市中京区にある泌尿器科クリニックです。京都市営地下鉄「烏丸御池駅」から徒歩2分の場所にあり、平日夜間や土曜午前にも診療枠があります。
公式サイトではLINE予約を案内していますが、精液検査とレントゲン検査の予約は電話のみとされています。そのため、精液検査を希望する場合は、WEBやLINEだけで完結すると思わず、電話で検査予約の流れを確認するのが安心です。
同院は、男性不妊に特化した生殖医療専門医が在籍するクリニックとして、精液検査、精子DNA断片化率、精液抗酸化力検査、精索静脈瘤手術、micro-TESEなどの相談先として検討しやすい施設です。
精液検査の結果が不安な方や、男性側の原因を詳しく調べたい方、精索静脈瘤や無精子症などの可能性も含めて相談したい方に向いています。
メンズファーティリティクリニック京都は、京都市南区、JR京都駅八条口から徒歩2分の男性不妊治療専門クリニックです。公式サイトでは、男性不妊かどうかを調べる基本的な検査として精液検査を挙げ、精液量、精子の数、精子の運動状態などを調べると説明しています。
男性不妊専門のクリニックとして、精液検査だけでなく、身体検査、超音波検査、血液検査、尿検査などにも対応しています。公式サイトでは、痛い検査や怖い検査はないと説明し、2回の受診でおおまかな治療方針と今後の見通しを伝えられるように準備するとしています。
院内には精液採取室があり、精液検査のための精液を採取する専用の部屋として紹介されています。自宅採取ではなく、院内で採取したい方にとっても確認しやすいポイントです。
また、費用面では、問診、身体検査、超音波検査、採血、精液検査などを含む「MFC京都 男性不妊症セット」が28,000円程度と掲載されています。精子DNA断片化率/抗酸化力検査、micro-TESE、精索静脈瘤手術などの費用も案内されています。
足立病院 生殖医療センターは、京都市中京区にある不妊治療対応施設です。公式サイトの不妊検査ページでは、ホルモン検査、超音波検査、卵管造影検査、精液検査など、原因を調べるための検査から患者の状態に応じて最適な検査を提案すると説明しています。
男性不妊ページでは、精液検査の受付が月曜〜土曜の9:00〜15:00であること、自宅で採取した精液を2時間以内に持参すること、検査結果は通常当日中に報告されることなどが案内されています。
また、精液検査と同時に精子酸化ストレス測定を実施できると説明されており、精子の「数」や「運動率」だけでなく、精子の質についても相談したい方にとって確認しやすい施設です。
足立病院 生殖医療センターは、一般不妊治療から体外受精・顕微授精などのARTまで幅広く対応しているため、夫婦で不妊検査を始めたい方や、精液検査の結果に応じて人工授精・体外受精・顕微授精まで相談したい方に向いています。
ごうどクリニック京都駅前院は、京都駅前エリアにある不妊治療クリニックです。公式サイトでは、男性不妊や不育症、出生前診断、妊娠初期ケアなどに対応するクリニックとして案内されています。京都駅前で夫婦の不妊検査を進めたい方にとって、候補にしやすい施設です。
同院の男性不妊ページでは、精液検査に加えて、DFI検査、抗酸化力検査、精子凍結についても紹介されています。DFI検査は精子DNA断片化指数を調べる検査、抗酸化力検査は精液中の酸化ストレスの度合いを調べる検査として説明されています。
精液検査だけでなく、精子の質に関する検査まで相談したい方や、将来の妊娠に備えて精子凍結も検討したい方は、検査内容や費用、予約方法を確認してみるとよいでしょう。
醍醐渡辺クリニックは、京都市伏見区にある不妊治療対応クリニックです。公式サイトでは、1971年の開院当初から不妊治療を始め、1986年には体外受精を導入したと紹介されています。地下鉄東西線「醍醐駅」から徒歩1分で、伏見区・山科区・宇治方面から通いやすい立地です。
診療時間は、月曜・水曜・金曜に17:00〜19:30の夜間枠があり、日曜・祝日の午前は不妊外来のみ完全予約制で診療しています。平日の日中に通いづらい方や、休日の不妊外来を候補に入れたい方にとって比較しやすい施設です。
ただし、公式サイト上で精液検査の具体的な受付方法や費用まで確認できない場合は、精液検査だけの受診が可能か、人工授精・体外受精などの治療とあわせて男性側検査を受けられるかを事前に問い合わせておくと安心です。
身原病院は、京都市西京区にある産婦人科病院で、不妊治療にも対応しています。公式サイトでは、タイミング療法、人工授精、体外受精・顕微授精などの治療方法が案内されています。
治療方法ページでは、タイミング療法の対象について「初診時のスクリーニング検査で精液所見に異常がなく、卵管が通っている方」と説明されています。つまり、治療方針を決めるうえで精液所見を確認する流れがあることがわかります。
一方で、精液検査だけを単独で受けられるか、採精方法や提出時間、費用がどうなっているかは、受診前に確認しておくと安心です。西京区・桂・上桂周辺で、夫婦の不妊治療と合わせて男性側の検査も相談したい方に向いています。
京都で精液検査を受ける場合は、「精液検査だけできるか」だけでなく、検査後に男性不妊の詳しい検査や夫婦の治療方針まで相談できるかを確認しておくことが大切です。
| クリニック名 | エリア | 特徴 | 精液検査以外に確認したい検査・対応 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| いちおか泌尿器科クリニック烏丸御池院 | 中京区・烏丸御池 | 男性不妊に対応する泌尿器科 | DNA断片化率、抗酸化力、精索静脈瘤、micro-TESE | 男性側の原因を詳しく調べたい人 |
| メンズファーティリティクリニック京都 | 南区・京都駅八条口 | 男性不妊専門、採精室あり | 超音波検査、血液検査、尿検査、セカンドオピニオン | 男性だけで専門検査を受けたい人 |
| 足立病院 生殖医療センター | 中京区・烏丸御池 | 夫婦で不妊検査・ARTまで相談しやすい | 精子酸化ストレス測定、ART連携 | 夫婦で検査を始めたい人 |
| ごうどクリニック京都駅前院 | 下京区・京都駅前 | 精液検査・DFI・抗酸化力・精子凍結を案内 | DFI検査、抗酸化力検査、精子凍結 | 京都駅周辺で検査したい人 |
| 醍醐渡辺クリニック | 伏見区・醍醐 | 不妊治療・ART対応、日祝不妊外来あり | 精液検査の実施可否・受付方法は要確認 | 伏見区・山科区方面の人 |
| 身原病院 | 西京区・上桂 | 不妊治療対応、体外受精・顕微授精も案内 | 精液検査の実施可否・採精方法は要確認 | 西京区・桂周辺の人 |
※精液検査の予約方法、採精方法、提出時間、費用、保険適用、検査結果説明の流れは施設によって異なります。最新情報は各クリニックの公式サイトまたは窓口で確認してください。
精液検査は、採取方法や禁欲期間、提出時間によって結果に影響が出ることがあります。検査を受ける前に、受診先のルールを確認しておきましょう。
精液検査では、検査前に一定期間の禁欲を指示されることがあります。
禁欲期間が短すぎると精液量や精子数に影響することがあり、長すぎると運動率などに影響する場合があります。一般的には2〜5日程度の禁欲が案内されることがありますが、施設によって指示が異なるため、必ず受診先の案内に従いましょう。
足立病院 生殖医療センターでは、精液検査・精子酸化ストレス測定の流れの中で、検査の3〜5日前から禁欲期間を設けると説明されています。
精液検査では、院内で採取する場合と、自宅で採取して持参する場合があります。
院内採取を希望する場合は、採精室があるかを確認しましょう。メンズファーティリティクリニック京都では、精液検査のための精液を採取する専用の「精液採取室」が紹介されています。
自宅採取を希望する場合は、採取後どのくらいの時間内に持参する必要があるかが重要です。足立病院 生殖医療センターでは、自宅で採取した精液を2時間以内に持参する流れを案内しています。
精液検査の結果が当日わかるか、後日説明になるかは施設によって異なります。
足立病院 生殖医療センターでは、提出された精液を精子数、運動率、形態、精液量、pH、白血球数などの基本項目で分析し、検査結果は通常当日中に報告されると説明されています。
仕事の都合で通院回数を減らしたい方や、早く治療方針を相談したい方は、結果説明のタイミングも確認しておきましょう。
精液検査は、検査目的や医師の判断によって保険適用になる場合と自費になる場合があります。
ごうどクリニック京都駅前院では、精液検査について保険料金約210円、自費5,500円(税込)と掲載されています。
一方、メンズファーティリティクリニック京都では、問診、身体検査、超音波検査、採血、精液検査などを含む「MFC京都 男性不妊症セット」が28,000円程度と案内されています。保険の自己負担率30%の方を想定した金額とされています。
単体の精液検査なのか、男性不妊の総合検査セットなのかによって費用は変わります。検査前に、費用、保険適用の可否、追加検査の可能性を確認しておきましょう。
精液検査を受ける際は、検査結果が出たあとにどこまで相談できるかも重要です。
結果に異常があった場合、再検査で様子を見るのか、生活習慣改善やサプリメントを提案されるのか、泌尿器科的な追加検査へ進むのか、人工授精・体外受精・顕微授精を検討するのかは、施設や結果によって変わります。
足立病院 生殖医療センターでは、検査結果に基づいて生活習慣改善、薬物療法、手術、生殖補助医療などの治療プランを立てると説明されています。
「検査だけ受けたい」のか、「結果に応じて今後の治療方針まで相談したい」のかを整理して、受診先を選びましょう。
精液検査で基準値を下回る項目があっても、すぐに重い治療が必要になるとは限りません。精液所見は変動しやすいため、結果の見方と次の流れを知っておくことが大切です。
精液の状態は、体調や生活習慣の影響を受けることがあります。発熱、睡眠不足、ストレス、飲酒、喫煙、禁欲期間などによって、精子数や運動率が変動する場合があります。
そのため、1回の検査結果だけで判断せず、必要に応じて再検査を行うことがあります。検査結果が悪かった場合でも、まずは医師から説明を受け、再検査や追加検査が必要か確認しましょう。
精液検査で異常が見つかった場合、男性不妊の詳しい検査へ進むことがあります。
たとえば、ホルモン検査、超音波検査、精索静脈瘤の有無、精巣の状態、無精子症の原因の確認などです。メンズファーティリティクリニック京都では、精液検査に加えて、身体検査・超音波検査、血液検査・尿検査などを行うと説明されています。
男性側の原因を詳しく調べたい場合は、男性不妊専門クリニックや泌尿器科系クリニックで相談するとよいでしょう。
精液検査の結果は、治療方法を選ぶうえで大切な判断材料になります。
精子数や運動率が十分であれば、タイミング法や人工授精を検討できる場合があります。一方で、精子数が少ない、運動率が低い、受精障害が疑われるといった場合は、体外受精や顕微授精を検討することもあります。
足立病院 生殖医療センターでは、精液検査で精子の数や運動率を調べ、結果によってタイミング法・人工授精・体外受精・顕微授精などの治療方針が明確になると説明しています。
精液中に精子が確認できない場合は、無精子症の可能性があります。
無精子症には、精子の通り道がふさがっている閉塞性無精子症と、精巣で精子が作られにくい非閉塞性無精子症があります。原因によって治療方針が異なるため、泌尿器科や男性不妊専門クリニックで詳しい検査が必要です。
メンズファーティリティクリニック京都では、無精子症の場合に追加詳細検査が必要になることや、micro-TESEなどの治療に関する費用も案内されています。
精液検査をすすめたいと思っても、パートナーにどう伝えればよいか悩む方は少なくありません。男性側が検査に抵抗を感じることもあります。
精液検査をすすめるときは、「あなたに原因があるかもしれない」という言い方ではなく、「夫婦で早めに原因を確認したい」と伝えることが大切です。
不妊治療は、どちらか一方を責めるものではありません。女性側の検査と同じように、男性側の状態も確認することで、夫婦に合う治療方針を選びやすくなります。
女性側の検査には、月経周期に合わせた検査が含まれることがあります。男性側の精液検査も同時に進めておくと、治療方針を早めに決めやすくなります。
女性側の検査だけを進め、後から男性側の要因がわかると、人工授精や体外受精へのステップアップ判断が遅れることもあります。妊活期間が長引いている場合は、夫婦で並行して検査を進めることを検討しましょう。
男性が婦人科や不妊治療クリニックに行くことへ抵抗を感じる場合、男性不妊専門クリニックや泌尿器科を選ぶと受診しやすいことがあります。
メンズファーティリティクリニック京都は男性不妊治療専門クリニックで、精液採取室などの設備も紹介されています。男性だけで相談しやすい環境を探すことも、検査へのハードルを下げる一つの方法です。
A:京都には、精液検査に対応している泌尿器科、男性不妊専門クリニック、不妊治療クリニックがあります。いちおか泌尿器科クリニック烏丸御池院、メンズファーティリティクリニック京都、足立病院 生殖医療センター、ごうどクリニック京都駅前院などが比較候補になります。
ただし、検査だけの受診可否、予約方法、採精方法、費用は施設によって異なります。受診前に各クリニックへ確認しましょう。
A:男性側の原因を詳しく調べたい場合は、泌尿器科や男性不妊専門クリニックが向いています。精索静脈瘤、無精子症、ホルモン異常などを詳しく確認しやすいためです。
一方で、夫婦で不妊治療を進めたい場合や、人工授精・体外受精・顕微授精まで相談したい場合は、不妊治療クリニックや生殖医療センターが向いています。
A:保険適用になる場合と自費になる場合があります。ごうどクリニック京都駅前院では、精液検査について保険料金約210円、自費5,500円(税込)と掲載されています。
メンズファーティリティクリニック京都では、問診、身体検査、超音波検査、採血、精液検査などを含む男性不妊症セットが28,000円程度と掲載されています。
A:一般的には2〜5日程度の禁欲が案内されることがありますが、施設によって指示が異なります。足立病院 生殖医療センターでは、精液検査・精子酸化ストレス測定の流れの中で、検査の3〜5日前から禁欲期間を設けると説明されています。
検査結果に影響する可能性があるため、予約時に必ず確認し、受診先の指示に従いましょう。
A:施設によって異なります。足立病院 生殖医療センターでは、自宅で採取した精液を2時間以内に持参する流れを案内しています。
一方、院内に採精室を設けている施設もあります。メンズファーティリティクリニック京都では、精液検査のための専用の精液採取室が紹介されています。
A:すぐに顕微授精と決まるわけではありません。精液所見は体調や禁欲期間などで変動することがあるため、再検査や追加検査を行う場合があります。
そのうえで、精子数、運動率、形態、女性側の年齢や検査結果などを含めて、タイミング法、人工授精、体外受精、顕微授精などを検討します。
京都で精液検査を受ける場合は、「検査だけできるか」だけでなく、結果に異常があった場合に男性不妊の詳しい検査や治療方針まで相談できるかを確認することが大切です。
男性側の原因を詳しく調べたい方には、いちおか泌尿器科クリニック烏丸御池院やメンズファーティリティクリニック京都のような、男性不妊に対応する施設が候補になります。夫婦で不妊検査やARTまで相談したい方には、足立病院 生殖医療センターやごうどクリニック京都駅前院なども検討しやすいでしょう。
また、伏見区・山科区方面では醍醐渡辺クリニック、西京区・桂方面では身原病院のように、地域の不妊治療対応施設で男性側検査の可否を確認する方法もあります。
精液検査は、男性を責めるための検査ではありません。夫婦で治療方針を早く決めるための基本検査です。妊活が長引いている場合や、これから不妊治療を始める場合は、女性側の検査とあわせて、早めに男性側の検査も相談してみましょう。
不妊治療や生殖補助医療に関する高度な専門知識と技術を持つ「日本生殖医学会認定生殖医療専門医」が常勤で在籍しているクリニック・病院の中から、治療の目的別に優れた病院・クリニック3院をご紹介します(2025年3月調査時点)。
2001年からの不妊治療による累計妊娠数は3万人以上(2025年4月調査時点)※1。チーム医療による総合力で、35歳未満の方の体外受精(融解胚移植)による妊娠率は53.4%※2(2024年度実績)と全国平均の48.6%※3よりも高い実績です。
不妊治療に取り組む患者の妊娠しやすい身体作りをサポートするため、専門薬剤師(ウィメンズ漢方)によるオンライン漢方相談を実施。医師によるタイミング療法の指導などと合わせることで、できるだけ自然に近い治療で子どもを授かることができるよう尽力しています。
男性不妊に特化した日本生殖医学会認定生殖医療専門医が在籍する泌尿器科クリニック。男性不妊治療である精索静脈瘤に対する顕微鏡下手術、無精子症に対する顕微鏡下精巣精子回収術(micro-TESE)などの日帰り手術も可能で、忙しい方でもスケジュールの調整がしやすくなっています。
※1参照元:足立病院「数字でわかる足立病院」https://www.adachi-hospital.com/numbers/
※2参照元:足立病院「体外受精(凍結融解胚移植)による35歳未満の妊娠率(2024年度実績)」https://www.adachi-hospital.com/infertility/achievements/
※3参照元:日本産婦人科学会「ART臨床実施成績データ2022(PDF)」https://www.jsog.or.jp/activity/art/2022_JSOG-ART.pdf