40代の体外受精にかかる費用は?

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「40代で体外受精を考えているけれど、どれくらい費用がかかるのかわからない」「保険適用があるとしても、実際の自己負担はどのくらいになるの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。

40代で体外受精を検討する場合、費用はとても重いテーマです。なぜなら、単に1回分の治療費を知るだけでは足りず、何回まで続けるのか、追加検査や先進医療をどこまで考えるのかまで含めて判断する必要があるからです。

また、40代では「1回いくらか」だけでなく、「治療全体でいくらくらい見ておくべきか」という視点がより重要になります。体外受精の基本料金そのものが年齢だけで大きく変わるわけではありませんが、再採卵や複数回移植の可能性を考えると、総額の見方は30代以前より重みを増しやすい年代です。

そこでこの記事では、40代の体外受精にかかる費用の目安、内訳、追加費用が発生しやすいポイントを整理しながら、保険適用時の考え方までわかりやすく解説します。

40代の体外受精にかかる費用の目安

体外受精1回あたりの費用相場

40代で体外受精を受ける場合も、費用の基本構造は他の年代と同じです。初診や各種検査のあとに、排卵誘発、採卵、受精、培養、胚移植、妊娠判定へと進むため、費用は「1回の処置」ではなく、1周期の治療全体で見ることが大切です。

京都の料金表をみると、保険診療ベースでは、採卵から受精・培養・凍結までの自己負担額はおおむね10万〜15万円前後、その後の凍結胚移植は4万〜9万円前後がひとつの目安になります。たとえば京都IVFクリニックでは、患者負担3割のモデルケースとして、全胚凍結で1個採卵・1個凍結が10万9,400円5個採卵・2個凍結が14万7,000円、凍結融解胚移植の初回モデルが9万1,000円と案内されています。

そのため、保険診療中心で比較的シンプルに進んだ場合でも、採卵1回+移植1回で15万〜25万円前後をひとつの目安として考えるとイメージしやすいでしょう。ただし、これはあくまで目安であり、採卵数、受精方法、凍結の有無、先進医療の追加などによって上下します。

保険適用あり・なしで費用感はどう変わる?

体外受精の費用を考えるうえで大きいのが、保険適用か自費診療かという違いです。厚生労働省は、体外受精・顕微授精などの生殖補助医療について、保険診療の対象としつつ、先進医療は保険診療と併用可能と整理しています。

ただし、ここで注意したいのは、体外受精に関わる費用がすべて保険になるわけではないことです。京都IVFクリニックでは、保険診療ベースの採卵・凍結・移植モデルに加えて、タイムラプスやSEET法などの追加技術が案内されており、それらを加えると総額は上がります。

また、保険適用が終わった後の自費診療では負担感が一気に変わります。足立病院では、自費診療の目安として採卵術5万5,000円体外受精4万4,000円顕微授精5万5,000円新鮮胚移植5万5,000円凍結・融解胚移植8万2,500円が案内されています。つまり、40代では保険適用の条件と、自費に切り替わった場合の費用感の両方を意識しておく必要があります。

40代は“1回分”より“総額”で考えることが大切

40代では、基本料金が年齢だけで大きく上がるわけではありません。足立病院やにしたんARTクリニックの保険料金表でも、採卵や受精管理料は年齢別ではなく、採卵個数や受精個数による加算方式です。

ただし、40代では同じ1回分の金額でも、実際には何回分を見込むかが重要になりやすいです。再採卵が必要になる可能性、移植まで進めない可能性、追加検査や先進医療を検討する可能性などを考えると、40代では「1回いくら」よりも「治療全体でどれくらいかかるか」という見方の方が現実的です。

体外受精の費用内訳をわかりやすく整理

初診・検査にかかる費用

体外受精を始める前には、現在の状態を確認するための検査が行われます。ホルモン検査、AMH、感染症検査、超音波検査、精液検査などが代表的で、必要に応じて追加検査が加わることもあります。

この段階では、まだ採卵や移植には進んでいなくても、検査項目が多くなれば費用も積み上がります。40代では、今後の治療計画を考えるうえで、卵巣予備能やパートナーの状態も含めて、最初の段階で丁寧に確認することが多くなります。

また、女性側だけでなく男性側の検査も重要です。精液所見によっては体外受精ではなく顕微授精が前提になる場合もあるため、夫婦で検査費用を考えておくと見通しが立てやすくなります。

採卵周期にかかる費用

体外受精で大きな費用項目になりやすいのが採卵周期です。採卵までには、排卵誘発剤や注射、卵胞発育確認のための通院、採卵当日の処置などが必要になります。

足立病院では、保険診療3割負担で採卵術そのものが9,600円で、さらに採れた卵子数に応じて1個7,200円2〜5個10,800円6〜9個16,500円10個以上21,600円が加算されます。つまり、採卵周期の費用は「採卵をするかどうか」だけではなく、採卵個数でも変わる仕組みです。

40代では、刺激法や採卵回数の考え方が費用に影響しやすくなります。1回の採卵で十分な胚が得られればよいですが、そうでない場合は再採卵も視野に入るため、採卵周期の費用は特に重要なポイントです。

受精・培養・胚凍結にかかる費用

採卵した卵子は、その後に受精、培養、必要に応じて胚凍結のステップへ進みます。この部分も費用差が出やすいところです。

足立病院では、保険診療3割負担で体外受精管理料が9,600円に加え、個数加算として1個11,400円2〜5個17,400円6〜9個27,000円10個以上35,400円です。さらに、受精卵・胚培養管理料は1個13,500円2〜5個20,400円6〜9個25,200円、胚盤胞管理は1個4,500円2〜5個6,000円、胚凍結保存管理料は1個15,000円2〜5個21,000円となっています。

このように、受精や培養、凍結の費用は「やるか、やらないか」ではなく、何個受精するか、どこまで培養するか、何個保存するかで変わるのが特徴です。40代では、採卵しても移植まで進める胚が得られないケースもあり得るため、この段階の費用感を把握しておくことは重要です。

胚移植にかかる費用

受精卵を子宮に戻す胚移植にも当然費用がかかります。新鮮胚移植か凍結・融解胚移植かによって費用構造は異なり、移植前のホルモン補充や内膜調整も必要になります。

足立病院では、保険診療3割負担で新鮮胚移植22,500円凍結・融解胚移植36,000円です。加えて、アシステッドハッチングや高濃度ヒアルロン酸含有培養液はそれぞれ3,000円の加算です。京都IVFクリニックでも、患者負担3割のモデルケースでは、融解胚移植3万6,000円に内膜調整やSEET法などが加わり、合計9万1,000円となる例が示されています。

40代の読者は採卵費用に目が向きやすいですが、実際には移植ごとにも費用がかかるため、採卵費用と移植費用を分けて考えることが大切です。

継続時にかかる費用

見落としやすいのが、治療継続時の費用です。たとえば、凍結胚を保存している場合には保存維持費や更新料が発生します。

足立病院では、保険診療での移植回数制限の説明に加えて、自費診療に移行した後の保管料として2年目3万3,000円3年目5万5,000円が案内されています。にしたんARTクリニックでは、凍結保存維持管理料が1年間10,500円です。施設によって考え方は異なりますが、「保存している限り一定の維持費が発生する可能性がある」という点は共通しています。

40代の体外受精で追加費用がかかりやすいポイント

顕微授精を併用する場合

40代で体外受精を受ける場合でも、男性不妊や受精障害などの理由から顕微授精が選択されることがあります。顕微授精は通常の体外受精より費用が上がりやすい代表例です。

足立病院では、体外受精管理料が9,600円で、個数加算のほか、体外受精との併用加算が4,800円あります。にしたんARTクリニックでも、顕微授精は個数に応じた加算方式です。40代では、女性年齢だけでなくパートナーの精液所見も含めて治療方針が決まるため、「体外受精だけのつもりが、顕微授精も必要だった」というケースもあり得ます。

胚凍結や複数回移植を行う場合

体外受精では、1回の移植で必ず妊娠が成立するわけではありません。そのため、採卵後に胚凍結を行い、複数回移植するケースがあります。

この場合、採卵1回の費用で終わるわけではなく、凍結費用、移植ごとの費用、保存維持費が積み重なります。特に40代では、採卵はできても妊娠成立までに複数回の移植が必要になることもあり、採卵費用だけでなく移植費用の積み上がりも意識しておく必要があります。

先進医療や追加検査を行う場合

体外受精では、必要に応じて先進医療や追加検査が提案されることがあります。足立病院では、先進医療としてタイムラプス20,000円SEET法35,000円EMMA/ALICE 50,000円ERA 120,000円などが案内されています。これらは保険外の追加費用となるため、結果が出ないときほど負担が増えやすいポイントです。

40代では、「どこまで追加検査や追加技術を広げるか」が費用判断に大きく関わります。標準治療だけで進めるのか、先進医療まで視野に入れるのかで、総額は変わってきます。

再採卵が増える場合

40代で特に意識したいのが、再採卵が必要になるケースです。採卵しても胚が得られない、胚盤胞まで育たない、移植まで進めないなどの場合には、再採卵が必要になり、総額が大きく増えやすくなります。

料金表だけを見ると1回分の費用は理解しやすいですが、40代ではその1回で終わらない可能性まで含めて考えておく方が現実的です。

通院負担・仕事や家庭との両立コスト

40代では、仕事、育児、介護などを抱えながら治療を続ける方も少なくありません。そのため、医療費そのものだけでなく、通院コストやスケジュール調整の負担も無視できません。

採卵前のモニタリング、採卵当日、移植前後の診察などで通院回数は増えやすいため、費用と同じくらい、通いやすさも重要な比較ポイントになります。

40代の体外受精で総額はどれくらいを見ておくべき?

1回の採卵・1回の移植で終わるケース

比較的スムーズに進んだ場合は、採卵1回と移植1回で妊娠成立に至ることもあります。この場合、保険診療ベースでは15万〜25万円前後をひとつの目安として考えやすいでしょう。これは京都IVFクリニックの採卵モデルケースと移植モデルケース、足立病院の保険料金表から見ても大きく外れないレンジです。

ただし、これはあくまで比較的シンプルに進んだ場合の目安です。40代では、このケースだけを前提に予算を考えると足りなくなることもあります。

採卵後に複数回移植するケース

採卵で複数の胚が得られ、凍結保存できた場合は、採卵後に複数回の移植を行うことがあります。これは再採卵の負担を減らせる一方で、移植ごとの費用と保存維持費がかかるため、総額は想像より膨らむことがあります。

つまり、「採卵1回で済んだから安くなる」とは限らず、実際には採卵費用+移植費用×回数で考える必要があります。

再採卵が必要になるケース

一方で、採卵しても移植可能な胚が十分に得られず、再採卵が必要になることもあります。このケースでは、総額が大きく増えやすくなります。

40代では特に、同じ1回分の費用でも「何回かかる可能性があるか」を早めに考えておくことが重要です。料金表だけを見て安心するのではなく、再採卵や追加検査の可能性まで含めて見ておく方が、現実的な資金計画につながります。

費用は“治療全体”で考える

40代の体外受精では、「1回いくらか」だけでなく、「治療全体でどれくらいかかるか」を見ることが大切です。初診・検査、採卵、受精、培養、凍結、移植、必要に応じた再移植や再採卵まで含めると、費用にはかなり幅があります。

さらに40代は、費用だけでなく時間の重みも大きい年代です。だからこそ、単純な安さだけで判断するのではなく、どこまで治療を続ける可能性があるかを踏まえて総額で考えることが、後悔しにくい判断につながります。

40代で体外受精を受ける場合、保険適用はどう考えればいい?

保険適用の基本的な考え方

40代で体外受精を受ける場合、まず気になるのが「保険適用になるのか」という点ではないでしょうか。現在は、条件を満たせば体外受精や顕微授精も保険診療で受けられるため、以前より自己負担を抑えながら治療を進めやすくなっています。

ただし、ここで注意したいのは、保険適用があるからといって体外受精に関わるすべての費用が軽くなるわけではないことです。保険診療の対象になる範囲には条件があり、さらに治療の過程で先進医療や自費検査、保存に関する費用などが加わることもあります。

そのため、40代で体外受精を考えるときは、「保険が使えるかどうか」だけを見るのではなく、どこまでが保険で、どこからが自費になるのかを整理して確認することが大切です。

40代は保険適用の“回数・年齢条件”を特に確認したい

40代は、保険適用の制度上の条件が治療計画により大きく関わりやすい年代です。20代や30代よりも、治療開始時点の年齢や回数条件が現実的な判断材料になりやすいため、受診前の段階で確認しておきたいポイントが増えます。

特に40代前半では、「今の時点でどこまで保険診療の対象になるのか」「治療開始時点の条件はどう数えられるのか」を事前に把握しておくことが重要です。制度の細かい条件は変更される可能性もあるため、最終的には受診先の医療機関で最新の案内を確認する前提で考えておくと安心です。

40代では、同じ体外受精でも「保険で進められる範囲」と「自費も視野に入れる必要がある範囲」の見極めが、治療の進め方や費用の考え方に直結しやすくなります。

保険適用でも自己負担がゼロになるわけではない

保険適用という言葉から、「かなり安く済みそう」と感じる方も多いかもしれません。しかし、実際には保険診療であっても自己負担は発生しますし、追加項目によっては費用が上がります。

たとえば、採卵や移植などの基本的な治療が保険診療の対象になっていても、保存維持費、追加検査、先進医療などは別途負担になることがあります。40代では、標準的な治療だけでなく、追加の選択肢を検討する場面も出やすいため、結果として自己負担が思ったより大きくなることもあります。

だからこそ、40代で体外受精を検討するときは、「保険が使えるなら安心」と考えすぎず、保険診療でもどれくらい自己負担があるのか、自費が加わるとどこまで増えるのかをあらかじめ確認しておくことが大切です。

40代で体外受精の費用を考えるときに知っておきたいこと

40代は“費用”と“時間”をセットで考えたい

40代の体外受精では、費用だけを切り離して考えることが難しくなります。なぜなら、同じ1回分の治療費であっても、「その1回をどう使うか」「何回まで続けるか」という時間の問題が常に関わってくるからです。

20代や30代前半では、「まず1周期やってみる」という考え方もしやすいですが、40代では費用と時間の両方を見ながら治療設計を考えることが現実的です。1回分の価格だけを見て安いか高いかを判断するのではなく、その治療をどこまで続ける見通しなのか、次の選択肢はあるのかまで含めて考える必要があります。

つまり、40代では“費用の安さ”よりも“限られた時間の中でどう治療を組み立てるか”が重要になりやすいのです。

費用だけでなく通いやすさも重要

40代では、仕事、育児、介護、家庭の事情などと並行して不妊治療を行う方も少なくありません。そのため、費用の安さだけでなく、通院しやすさも非常に重要です。

体外受精では、採卵前後や移植前後に複数回の通院が必要になります。医療費そのものが近いクリニックでも、通院のしやすさや診療時間の違いによって、実際の負担感はかなり変わります。

特に40代では、通院のために仕事や家庭の予定を何度も調整することが、想像以上に大きなストレスになることがあります。だからこそ、医療費だけでなく、通院にかかる時間的・生活的コストまで含めて考えることが大切です。

説明体制や相談しやすさも比較ポイント

40代で体外受精を受ける場合、費用のことをしっかり理解しながら進めたいと考える方は多いはずです。実際、同じ「体外受精」でも、採卵数、受精方法、胚凍結の有無、追加検査や先進医療の選択によって総額は大きく変わります。

そのため、単に料金表があるだけでなく、「どの段階で、何に、どのくらいかかるのか」を説明してもらいやすいかどうかが重要です。40代では、治療の選択ひとつひとつに対して、費用面も含めて納得しながら進められることが安心につながります。

また、男性不妊への対応や心理的サポート、今後の見通しについて相談しやすい体制があるかどうかも、治療継続のしやすさに関わってきます。費用の問題は特に質問しにくいテーマですが、遠慮せず確認できる環境かどうかも大切な比較ポイントです。

京都で40代が体外受精クリニックを選ぶときの比較ポイント

保険診療と自費診療の説明がわかりやすいか

40代で体外受精を始める場合、まず見ておきたいのが、保険診療と自費診療の違いがわかりやすく整理されているかどうかです。費用表があっても、どこまでが基本料金で、どこからが追加費用になるのかが見えにくいと、治療が進むにつれて不安が大きくなりやすくなります。

特に40代では、基本治療に加えて追加検査や先進医療を検討する場面が出やすいため、最初の段階で費用の説明が丁寧なクリニックの方が安心して相談しやすいでしょう。

採卵・培養・凍結・移植の費用が明確か

体外受精の費用は、一括の金額だけでは見えにくい治療です。採卵、受精、培養、凍結、移植といった各工程ごとに費用が発生するため、それぞれがどの程度かかるのかを確認できることが大切です。

40代では、採卵後に移植まで進めるかどうか、複数回移植になるかどうかで負担感が変わりやすいため、工程ごとの費用が明確にわかるクリニックの方が総額の見通しを立てやすくなります。

再採卵や追加検査の相談がしやすいか

40代では、1回の採卵で治療が完結するとは限りません。再採卵が必要になることや、結果が出ない場合に追加検査を検討することもあります。そのため、最初から「うまくいかなかった場合の次の選択肢」について相談しやすいかどうかは重要です。

費用を抑えたい気持ちはあっても、実際には「どのタイミングで追加検査を考えるのか」「再採卵に進むのか」を見極める必要があります。そうした相談をしやすい体制があるかどうかは、40代では特に大きなポイントになります。

仕事や生活と両立しやすい診療体制か

40代では、治療そのものの費用だけでなく、生活との両立しやすさも無視できません。平日日中しか通えない、待ち時間が長い、通院距離が長いといった点は、治療の続けにくさにつながることがあります。

特に採卵や移植のスケジュールは、予定通りに完全にコントロールできるわけではないため、診療時間やアクセスのよさ、予約の取りやすさなども確認しておきたいところです。

40代の治療相談がしやすい雰囲気か

40代で体外受精を受ける方は、費用、妊娠率、今後の方針、やめどきなど、さまざまな悩みを同時に抱えやすいものです。だからこそ、年齢を問わず相談しやすく、現実的な話をしやすい雰囲気があるかどうかも大切です。

費用のことも、治療の限界のことも、聞きづらいと感じる方は少なくありません。説明が丁寧で、疑問や不安を一つずつ確認しやすいクリニックであることは、結果以上に大きな安心材料になることがあります。

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40代の体外受精の費用に関するよくある質問

Q:40代だと体外受精の費用は高くなりますか?

A:年齢だけで基本料金が大きく上がるわけではありません。多くのクリニックでは、採卵数、受精方法、培養個数、凍結の有無などで費用が決まります。ただし、40代では再採卵や追加検査、複数回移植を見込む必要が出やすいため、結果として総額は高くなりやすい傾向があります。

Q:40代でも保険適用で体外受精は受けられますか?

A:条件を満たせば可能です。ただし、40代は年齢や回数に関する制度条件が治療計画に強く影響しやすい年代です。保険診療でどこまで進められるかは、治療開始時点の条件や医療機関の案内を必ず確認しましょう。

Q:40代は総額でどれくらい見ておくべきですか?

A:保険診療中心で比較的シンプルに進んだ場合は、採卵から凍結までで10万〜15万円前後、移植1回で4万〜9万円前後、合計15万〜25万円前後がひとつの目安です。ただし、40代では再採卵、複数回移植、追加検査、先進医療が加わる可能性があるため、1回分の費用だけでなく、治療全体の幅を持って考えておくことが大切です。

Q:体外受精と顕微授精ではどちらが高いですか?

A:一般的には顕微授精の方が高くなります。これは受精方法がより高度になるためです。実際にどちらが必要になるかは年齢だけでなく、受精障害や男性不妊の有無などによって決まります。

Q:40代で先進医療まで考えるべきですか?

A:必ずしも全員に必要というわけではありません。ただ、40代では標準治療だけで進めるか、追加検査や先進医療まで視野に入れるかが費用判断に大きく関わりやすいのは確かです。大切なのは、「何となく追加する」のではなく、自分の状況に対して必要性があるのかを医師と確認しながら選ぶことです。

まとめ

40代の体外受精にかかる費用は、保険適用の有無だけでなく、採卵、培養、凍結、移植、追加検査、先進医療などの内容によって大きく変わります。基本料金そのものは年齢だけで大きく変わらなくても、40代では再採卵や複数回移植の可能性を考える必要があるため、総額は大きくなりやすい年代です。

また、40代で体外受精を考えるときは、1回分の金額だけでなく、治療全体でどれくらいかかるのか、どこまで続ける可能性があるのかを含めて見通しを立てることが大切です。費用だけでなく、時間、通院のしやすさ、説明体制まで含めて比較することが、後悔しにくい判断につながります。

京都で40代の体外受精を検討するなら、単に安いかどうかだけでなく、保険診療と自費診療の説明が明確か、採卵・培養・凍結・移植の費用が見えやすいか、追加検査や再採卵の相談がしやすいかまで含めて比較していくことが重要です。

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※1参照元:足立病院「数字でわかる足立病院」https://www.adachi-hospital.com/numbers/
※2参照元:足立病院「体外受精(凍結融解胚移植)による35歳未満の妊娠率(2024年度実績)」https://www.adachi-hospital.com/infertility/achievements/
※3参照元:日本産婦人科学会「ART臨床実施成績データ2022(PDF)」https://www.jsog.or.jp/activity/art/2022_JSOG-ART.pdf