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「年齢が上がると流産しやすくなるって本当?」「妊娠しにくさだけでなく、妊娠したあとに継続できるかも不安…」と感じている方は多いのではないでしょうか。
妊活や不妊治療では、どうしても「妊娠できるかどうか」に意識が向きやすいものです。しかし実際には、妊娠が成立したあとに継続できるかどうかも、とても大切な視点です。特に年齢が上がると、妊娠率だけでなく流産率にも変化が出やすくなるため、妊娠から出産までを見据えて考えることが重要になります。
ただし、流産率は年齢だけですべてが決まるわけではありません。たしかに年齢とともに上がる傾向はありますが、その背景には卵子の加齢だけでなく、子宮やホルモン環境、持病や生活習慣など、さまざまな要素が関わっています。また、一度流産したからといって、それだけで将来を決めつける必要もありません。
この記事では、年齢別に見た流産率の違い、なぜ年齢とともに流産率が上がりやすくなるのか、その背景や不妊治療との関係までを整理しながら、妊活・不妊治療で知っておきたい考え方をわかりやすく解説します。
流産率について考えるとき、まず知っておきたいのは、妊娠のしやすさと妊娠を継続しやすさは同じではないということです。妊活では「妊娠できるか」が大きなテーマになりますが、妊娠後に出産までたどり着けるかどうかも、年齢とともに変化しやすい大切なポイントです。
一般的に、流産率は年齢とともに上昇しやすいとされています。若い年代に比べると、高年齢になるほど流産のリスクは高まりやすく、特に35歳以降、さらに40歳以降ではその傾向を意識する方が増えてきます。
妊活中は、「何歳まで妊娠しやすいのか」という話題に目が向きやすいですが、実際には妊娠率と流産率はセットで考える必要があります。たとえ妊娠が成立しても、年齢が上がるにつれて継続の難しさが増すことがあるためです。
そのため、年齢別の妊活・不妊治療を考えるときは、「妊娠できるかどうか」だけでなく、「妊娠後に継続しやすいかどうか」まで含めて見ていくことが大切です。
妊娠率と流産率は、似ているようで別の視点です。妊娠しやすさは、排卵、受精、着床などの過程に関わる一方で、妊娠継続しやすさには、受精卵の質や染色体の状態、子宮環境、ホルモンバランスなど、また別の要素が関わっています。
特に年齢が上がると、着床まで進んでも、その後に妊娠を維持することが難しくなるケースが増えてきます。そのため、「妊娠できたから安心」とは言い切れず、妊娠継続という視点も持っておくことが重要になります。
これは、不安をあおるためではなく、妊活や治療をより現実的に考えるための視点です。妊娠成立だけでなく、その先まで見据えて考えることで、必要な検査や治療方針も整理しやすくなります。
流産率が年齢とともに上がると聞くと、「年齢が高いともう妊娠は難しいのでは」と受け止めてしまう方もいるかもしれません。しかし、流産率が上がることと、妊娠できないことは同じではありません。
実際には、年齢が上がっても妊娠に至る方はいますし、その中で無事に出産まで進む方もいます。流産率の上昇は、あくまで傾向として知っておくべきものであって、「もう無理」と決めつける材料ではありません。
大切なのは、数字を知って必要以上に絶望することではなく、「年齢によってこうした変化が起こりやすいなら、自分はどう考えるべきか」を整理することです。数字は未来を断定するためのものではなく、妊活や不妊治療を考えるための手がかりと受け止めることが大切です。
流産率は年齢によって変化しやすいといわれますが、実際には年代ごとにどのように受け止めればよいのでしょうか。ここでは、20代、30代前半、30代後半、40代に分けて、流産率の傾向を考えていきます。
20代は、全体として見ると流産率が比較的低めの年代と考えられています。妊娠しやすさだけでなく、妊娠を継続しやすい年代でもあるため、妊活の観点では比較的有利な時期といえるでしょう。
ただし、流産率が低めだからといって、流産が起こらないわけではありません。20代でも流産を経験することはありますし、それ自体は決して珍しいことではありません。そのため、もし一度流産を経験したとしても、「若いのにおかしい」と過度に自分を責める必要はありません。
20代で大切なのは、必要以上に怖がりすぎないことと、繰り返す場合や気になる症状がある場合には、原因を整理することです。
30代前半になると、20代に比べて流産率に少しずつ変化が出始める時期です。とはいえ、この年代ではまだ大きく上昇するというより、「20代とまったく同じではない」と意識し始めるくらいの受け止め方が現実的です。
妊活や不妊治療の場面では、この時期から妊娠率だけでなく流産率も少しずつ意識されるようになります。ただし、30代前半でも多くの方が妊娠・出産に至っており、必要以上に悲観する段階ではありません。
一方で、不妊期間が長い方や、すでに流産歴がある方にとっては、年齢だけでなく妊娠継続のしやすさも含めて見ていく視点が大切になってきます。
30代後半になると、流産率の上昇を意識する方が増えてきます。特に35歳前後は、妊活・不妊治療においてひとつの節目として語られることが多く、妊娠率の低下だけでなく、流産率の変化もあわせて意識したい時期です。
この年代では、「妊娠できるかどうか」だけでなく、「妊娠したあとに継続できるかどうか」を見据えた考え方が重要になります。そのため、妊活を先送りしすぎないことや、不妊治療のスピード感を意識することがより大切になります。
もちろん、30代後半でも妊娠・出産は十分にあり得ますが、20代や30代前半と同じ感覚で時間を使いすぎないことが大切です。
40代では、流産率がより明確に上がりやすい年代になります。この時期は、妊娠率の低下と流産率の上昇の両方を考える必要があるため、妊活や不妊治療ではより現実的な見通しが重要になります。
妊娠に至る方はいますが、その後の継続率も含めて考えなければならないため、「妊娠できたかどうか」だけで安心しにくい年代でもあります。特に40代前半から後半にかけては、その変化を強く意識する方が増えてきます。
そのため、40代では、妊娠成立そのものだけでなく、継続・出産までを見据えた治療設計や妊活の進め方が大切になります。
流産率が年齢とともに上がるといわれる背景には、いくつかの理由があります。単純に「年齢が高いから」というだけではなく、体の中で起こる変化が関係しています。
年齢と流産率の関係で、もっとも大きいと考えられているのが卵子の加齢です。
女性は生まれたときから卵子のもとになる細胞の数が決まっており、年齢とともにその数は減っていきます。同時に、卵子の質にも年齢の影響が出やすくなります。特に高年齢になると、卵子の染色体異常のリスクが上がりやすく、それが受精卵の発育停止や流産につながることがあります。
そのため、流産率の上昇は、単に子宮や体力の問題ではなく、受精卵そのものの段階で起こる変化とも深く関係しています。妊娠できたかどうかだけでなく、その受精卵が継続できるかどうかに影響が出やすくなるのです。
流産率に関わるのは卵子だけではありません。年齢とともに、子宮やホルモン環境の影響も受けやすくなります。
たとえば、子宮筋腫や子宮内膜症、内膜環境の変化などが妊娠継続に影響することがあります。また、ホルモンバランスの乱れが、妊娠の維持に関わる場合もあります。
もちろん、こうした要因は年齢が若くても起こり得ますが、年齢とともに複数の要素が重なりやすくなるため、「卵子の加齢だけでは説明できない流産率の上昇」が起こることもあります。
さらに、年齢が上がると、持病や全身状態が妊娠継続に影響することもあります。
たとえば、甲状腺機能の異常、糖代謝の問題、自己免疫、血液凝固異常などは、流産に関わることがあります。また、睡眠、体重、喫煙、強いストレスなど、生活習慣の影響が重なる場合もあります。
つまり、流産率の上昇は年齢だけで決まるのではなく、年齢によって起こりやすくなる体の変化や、もともと持っている要因が重なって表れてくることもあるのです。
流産率の数字を知ると、不安が大きくなる方もいるかもしれません。ですが、数字はあくまで傾向であり、どう受け止めるかが大切です。年代ごとに、流産率をどのように捉えるとよいかを整理してみましょう。
20代から30代前半は、全体として流産率は比較的低めの傾向にあります。そのため、この年代では過度に怖がりすぎる必要はありません。
もちろん、流産はどの年代でも起こり得ますし、一度経験すると強い不安につながりやすいものです。ただ、一度の流産だけで「もう妊娠継続は難しいのでは」と深刻に考えすぎる必要はありません。まずは気持ちの整理をしながら、必要であれば医師に相談し、次の妊活にどうつなげるかを考えることが大切です。
30代後半では、妊娠率だけを見て妊活を考えるのではなく、妊娠継続率も意識する視点が重要になります。
この年代では、「妊娠できるか」だけでなく、「妊娠後にどうなるか」まで含めて考えることで、妊活や治療の進め方が変わることがあります。たとえば、不妊期間が長い場合には先送りしすぎずに相談する、一般不妊治療を長引かせすぎないといった判断につながります。
数字を見て怖くなるのではなく、「今の自分はどう時間を使うべきか」を考える材料として流産率を見ることが大切です。
40代では、妊娠できるかどうかだけでなく、妊娠成立後の経過も含めて現実的に考えることが大切になります。
流産率が上がりやすい年代だからこそ、妊活や不妊治療では妊娠成立だけを目標にするのではなく、継続・出産までを見据えて治療設計を考える必要があります。また、体外受精を続けるかどうか、治療をどこまで進めるかといった判断にも関わってきます。
40代では、不安を抱えながら数字に振り回されるのではなく、妊娠率、流産率、費用、心身の負担も含めて、全体としてどう向き合うかを考えることが重要です。
年齢による流産率が気になると、「体外受精なら流産率は下がるのでは」と考える方も多いかもしれません。ですが、この点は少し丁寧に整理して考える必要があります。
まず知っておきたいのは、体外受精をしたからといって、年齢による流産率の影響がなくなるわけではないということです。
体外受精は、排卵、受精、着床のきっかけを作るための治療であり、妊娠に至るまでの過程をサポートするものです。しかし、妊娠継続に関わる卵子の年齢や、受精卵の染色体異常のリスクといった部分は、体外受精をしても基本的にはそのまま影響します。
そのため、体外受精で妊娠に至ったとしても、年齢が高くなるほど流産率が上がりやすいという傾向自体が消えるわけではありません。自然妊娠と体外受精の違いを単純に「どちらが流産しにくいか」で比べすぎないことが大切です。
一方で、体外受精には、流産率そのものを直接下げるというより、妊娠までの過程や流産の背景を整理しやすくするという意味でのメリットがあります。
たとえば、採卵、受精、胚盤胞到達の経過を見ることで、どの段階に課題があるのかを把握しやすくなります。また、繰り返す流産がある場合には、必要な検査や治療の選択につながりやすくなります。妊娠しない原因だけでなく、妊娠後に継続しにくい背景を考えるうえでも、体外受精の過程から得られる情報は少なくありません。
つまり、体外受精には「年齢の影響を消す」力があるわけではありませんが、原因を整理しながら、今後の治療方針を考えやすくする役割があります。
体外受精を考えるとき、どうしても「流産率が下がるかどうか」が気になりやすいですが、実際には流産率だけで体外受精の意味を判断することはできません。
体外受精の意義は、妊娠率、採卵結果、受精率、胚盤胞到達率、移植まで進めるかどうかなど、全体の流れの中で考える必要があります。年齢が高くなると、妊娠率の低下と流産率の上昇の両方が関わってくるため、「妊娠しやすさ」と「継続しやすさ」の両方を見ながら判断することが重要です。
流産率だけを見て体外受精の価値を決めるのではなく、自分の年齢や治療経過全体の中でどう位置づけるかを考えることが大切です。
流産率は年齢とともに上がる傾向がありますが、実際に流産を経験したときは、年齢だけで全てを説明しようとしないことも大切です。特に、繰り返す場合には、別の要因が関わっている可能性もあります。
まず大前提として、流産は決して珍しいことではありません。年齢にかかわらず起こり得るものであり、1回の流産だけで「自分は妊娠継続できないのでは」と決めつける必要はありません。
特に初期流産の多くは、受精卵の染色体異常など、偶発的な要素によることもあります。そのため、一度の流産を過度に「自分のせい」「体質のせい」と考えすぎるのはつらさを大きくしてしまいます。
大切なのは、まず身体と気持ちの回復を優先し、そのうえで必要に応じて次の妊活や治療をどう進めるかを整理していくことです。
一方で、流産を繰り返している場合には、年齢以外の要因も含めて確認した方がよいことがあります。
たとえば、不育症に関わる要因として、子宮の形態異常、ホルモンの異常、免疫異常、血液凝固異常、甲状腺の問題などが挙げられます。こうした要因は、年齢による流産率の上昇とは別に、改善や対策を考えられる場合もあります。
そのため、繰り返す流産がある場合には、「年齢が高いから仕方ない」と片づけるのではなく、年齢以外に確認すべきことがないかを整理することが大切です。
流産を経験すると、どうしても年齢に意識が集中しやすくなります。たしかに年齢は大きな要因のひとつですが、それだけで全てを説明できるわけではありません。
年齢による流産率の上昇を理解しつつ、それ以外に改善可能な要因があるかどうかも確認する。この両方の視点を持つことで、必要以上に自分を追い詰めず、次に向けて現実的な判断をしやすくなります。
流産率の年齢差を知ることは、不安になるためではなく、妊活や不妊治療をどう進めるかを考えるために役立ちます。ここでは、年代ごとにどのような視点を持つとよいかを整理します。
20代では、全体として流産率は比較的低めの傾向があるため、必要以上に数字を恐れすぎる必要はありません。
ただし、若い年代でも流産を繰り返す場合や、月経不順、基礎疾患など気になる点がある場合には、年齢だけで安心せずに原因を整理することが大切です。20代では、流産率そのものよりも、「なぜ起きたのか」「次に向けて確認すべきことはあるか」を考える視点が重要になります。
30代前半になると、妊娠率だけでなく、妊娠後の継続率も少しずつ意識し始めたい時期です。
まだ大きく悲観する必要はありませんが、不妊期間が長い場合や流産歴がある場合には、妊娠そのものだけを目標にするのではなく、その後まで含めて治療方針を考えることが大切です。必要があれば早めに検査や相談につなげることで、今後の見通しを立てやすくなります。
30代後半では、妊娠率の低下と流産率の上昇の両方を意識しやすくなります。そのため、この年代では妊活や治療のスピード感がより重要になります。
たとえば、タイミング法や人工授精を長く続けすぎない、必要なら体外受精へのステップアップを検討するなど、「今の時間の使い方」で将来の選択肢が変わってくることがあります。流産率の数字をただ怖がるのではなく、「今どう動くか」の判断材料として活かすことが大切です。
40代では、妊娠率、流産率、出産までの見通しを含めて、より現実的に治療設計を考える必要があります。
妊娠できるかどうかだけでなく、妊娠後の継続や、体外受精をどこまで続けるか、費用や心身の負担をどう考えるかといった視点がより重要になります。数字に振り回されるのではなく、限られた時間の中で自分にとって納得できる方針を考えることが大切です。
流産率が気になるときは、インターネット上の数値だけで判断するのではなく、自分の状況に当てはめて考えることが大切です。そのためには、医師と一緒に整理したいポイントがあります。
まず確認したいのは、自分の年齢で妊娠率と流産率をどう考えるのかという全体像です。
妊娠できる可能性だけでなく、妊娠後にどの程度継続しやすいのかを含めて整理することで、不安を現実的な判断につなげやすくなります。数字をそのまま怖がるのではなく、「自分の年齢ではどう見ればよいのか」を相談することが大切です。
流産歴がある場合や、繰り返している場合には、必要な検査があるかどうかも確認したいところです。
不育症に関する評価、子宮やホルモンの検査、甲状腺や血液の検査など、年齢以外の要因を整理することで、次の治療方針が見えやすくなることがあります。特に「年齢のせいだけではないかもしれない」と感じる場合には、相談する意義があります。
流産率が気になるときは、結局のところ「これからどうするか」がもっとも大切です。
一般不妊治療を続けるのか、体外受精に進むのか、何を優先して考えるのか。年齢や流産歴、不妊期間に応じて、治療の進め方は変わってきます。だからこそ、数字を見て不安になるだけで終わらせず、今後の治療方針にどう結びつけるかを相談することが重要です。
流産率が気になるときは、妊娠率だけでなく、妊娠後の継続まで見据えて相談できる医療機関を選ぶことが大切です。京都には、年齢や妊活の段階に応じて相談しやすい医療機関があります。
年齢、妊娠率、流産率を含めて、体外受精まで視野に入れた治療方針を考えたい場合は、足立病院 生殖医療センターのように、一般不妊治療からARTまで幅広く対応している医療機関が候補になります。
妊娠することだけでなく、妊娠後の継続やその先まで見据えて段階的に相談できる環境は、年齢要因が気になる方にとって心強いでしょう。
「数字だけでなく、自分の気持ちや身体づくりも含めて相談したい」という方には、田村秀子婦人科医院のように、自然に近い治療や生活面も含めて相談しやすい医療機関が合う場合があります。
流産率の話は不安につながりやすいテーマだからこそ、納得しながら治療を進められる環境は大切です。
不妊や流産の背景を考えるときは、女性の年齢だけで見ないことも大切です。男性側の要因も含めて全体を整理したい場合には、いちおか泌尿器科クリニックのように男性不妊に対応した医療機関への相談も役立ちます。
妊活や不妊治療は夫婦で向き合うものだからこそ、女性年齢だけに意識を集中させすぎず、全体像を見ていくことが重要です。
A:一般的には35歳以降を意識しやすくなり、40歳以降ではさらに上がりやすいと考えられています。ただし、これはあくまで傾向であり、個人差もあります。数字を見て必要以上に絶望するのではなく、自分の年齢でどう受け止めるべきかを整理することが大切です。
A:体外受精をしても、年齢による流産率の影響がなくなるわけではありません。ただし、治療の過程で原因を整理しやすくなったり、必要な検査や治療選択につなげやすくなったりするメリットはあります。
A:一度の流産だけで、次も流産しやすいと決めつける必要はありません。流産は珍しいことではなく、偶発的に起こることもあります。ただし、繰り返す場合には年齢以外の要因も含めて検査を考えることが大切です。
A:年齢が上がると妊娠率の低下と流産率の上昇が同時に進みやすいため、先送りしすぎない視点は大切です。特に30代後半以降では、妊活や治療のスピード感を意識した方がよいことがあります。
A:受精卵の染色体異常、子宮の形態異常、ホルモン異常、甲状腺機能、血液凝固異常、自己免疫など、さまざまな要因が関わることがあります。年齢だけで説明できない場合もあるため、必要に応じて検査を考えることが大切です。
流産率は年齢とともに上がる傾向があり、特に35歳以降、40歳以降では妊娠率だけでなく流産率も意識しておきたいテーマです。
ただし、年齢だけで全てが決まるわけではありません。流産には卵子の加齢だけでなく、子宮やホルモン、持病などさまざまな要因が関わることがあります。また、一度の流産だけで将来を決めつける必要もありません。
大切なのは、年齢別の流産率を知って不安になることではなく、妊娠成立だけでなく継続・出産までを見据えて、今の自分に必要な妊活や治療を考えることです。必要に応じて検査や治療方針を見直しながら、自分に合った進め方を整理していくことが大切です。
不妊治療や生殖補助医療に関する高度な専門知識と技術を持つ「日本生殖医学会認定生殖医療専門医」が常勤で在籍しているクリニック・病院の中から、治療の目的別に優れた病院・クリニック3院をご紹介します(2025年3月調査時点)。
2001年からの不妊治療による累計妊娠数は3万人以上(2025年4月調査時点)※1。チーム医療による総合力で、35歳未満の方の体外受精(融解胚移植)による妊娠率は53.4%※2(2024年度実績)と全国平均の48.6%※3よりも高い実績です。
不妊治療に取り組む患者の妊娠しやすい身体作りをサポートするため、専門薬剤師(ウィメンズ漢方)によるオンライン漢方相談を実施。医師によるタイミング療法の指導などと合わせることで、できるだけ自然に近い治療で子どもを授かることができるよう尽力しています。
男性不妊に特化した日本生殖医学会認定生殖医療専門医が在籍する泌尿器科クリニック。男性不妊治療である精索静脈瘤に対する顕微鏡下手術、無精子症に対する顕微鏡下精巣精子回収術(micro-TESE)などの日帰り手術も可能で、忙しい方でもスケジュールの調整がしやすくなっています。
※1参照元:足立病院「数字でわかる足立病院」https://www.adachi-hospital.com/numbers/
※2参照元:足立病院「体外受精(凍結融解胚移植)による35歳未満の妊娠率(2024年度実績)」https://www.adachi-hospital.com/infertility/achievements/
※3参照元:日本産婦人科学会「ART臨床実施成績データ2022(PDF)」https://www.jsog.or.jp/activity/art/2022_JSOG-ART.pdf