公開日: |最終更新日時:
「不妊治療って女性が行くものではないの?」「男性はどこに行けばいいの?」「婦人科に一緒に行くべき?それとも別?」「正直、泌尿器科は少し恥ずかしい…」——。
「京都 男性不妊治療 何科」と検索される方の多くは、どの診療科を受診すればよいのか分からず、不安を感じているのではないでしょうか。
結論から言うと、男性不妊治療の専門は「泌尿器科」です。特に、男性不妊を専門的に扱う泌尿器科を選ぶことが重要になります。
本記事では、男性不妊治療で受診すべき診療科、各診療科の役割の違い、検査内容や受診の流れ、そして京都での探し方までわかりやすく解説します。
男性不妊の多くは、精巣・精管・前立腺・ホルモン分泌など泌尿器系に関わる問題が中心です。
例えば、精索静脈瘤、無精子症、乏精子症、造精機能障害などは、いずれも泌尿器科の専門領域です。精子を「つくる」「運ぶ」仕組みに問題がある場合、その診断や治療は泌尿器科で行われます。
すべての泌尿器科が男性不妊を専門に扱っているわけではありません。一般泌尿器科では、前立腺疾患や尿路結石などが中心の場合もあります。
そのため、男性不妊外来を設けているかどうかを確認することが大切です。
日本生殖医学会認定の生殖医療専門医(男性不妊)などの資格がある医師や、不妊治療専門クリニックと連携している医療機関は、より専門的な対応が期待できます。
婦人科や生殖医療クリニックは、主に女性側の検査・治療が中心です。ただし、精液検査を実施している施設は多くあります。
精液検査で異常が見つかった場合、原因の特定や手術・投薬などの治療は、泌尿器科へ紹介されるのが一般的です。
実際によくある流れは次の通りです。
このように、婦人科と泌尿器科が連携して進めるケースが一般的です。
男性不妊の基本となるのが精液検査です。精子濃度、運動率、形態率などを測定します。
WHO基準がひとつの目安になりますが、1回の結果だけで判断せず、複数回測定することが推奨されています。体調やストレスなどで数値が変動するためです。
原因によって追加検査が選択されます。
精子を作る機能が低下している場合、泌尿器科で内服治療や生活指導を行います。重症例では、顕微授精などの生殖補助医療(ART)との併用が検討されます。
精子の通り道が詰まっている場合は、泌尿器科での手術(精子回収術など)が行われます。その後、体外受精や顕微授精と連携して治療を進めます。
精索静脈瘤は比較的多い原因のひとつで、泌尿器科で顕微鏡下手術が行われます。精液所見が改善し、自然妊娠や人工授精につながるケースもあります。
精液検査やホルモン検査などの基本的な検査は保険対象です。一部の手術や治療も保険適用範囲に含まれています。
不妊症と診断されているかどうか、生殖補助医療(ART)との関連などで適用範囲が変わります。先進医療に該当する検査は自己負担になることがあります。
不妊原因の約半数に男性因子が関与するといわれています。女性だけが検査を続けるのではなく、早い段階で男性も受診することが重要です。
京都で受診する場合は、男性不妊外来を設けている泌尿器科を探しましょう。
日本生殖医学会認定医の在籍や、ART対応クリニックとの連携実績があるかどうかも、判断材料になります。
A:精液検査は可能ですが、原因特定や治療は泌尿器科への紹介になることが多いです。
A:男性不妊は珍しいことではありません。専門外来では配慮された環境が整えられています。
A:採取した精液を提出し、濃度や運動率などを測定します。結果は後日説明されます。
A:原因や治療内容によりますが、検査のみで終わる場合もあれば、数か月の治療が必要なこともあります。
A:精索静脈瘤など改善可能な原因がある場合、治療後に自然妊娠が期待できることもあります。
男性不妊治療の第一歩は、泌尿器科を受診することです。
夫婦同時に、そして早期に受診することで、治療の選択肢は広がります。
京都には男性不妊を専門に診療する医療機関があります。不安を抱え込まず、まずは一歩踏み出して相談してみましょう。
不妊治療や生殖補助医療に関する高度な専門知識と技術を持つ「日本生殖医学会認定生殖医療専門医」が常勤で在籍しているクリニック・病院の中から、治療の目的別に優れた病院・クリニック3院をご紹介します(2025年3月調査時点)。
2001年からの不妊治療による累計妊娠数は3万人以上(2025年4月調査時点)※1。チーム医療による総合力で、35歳未満の方の体外受精(融解胚移植)による妊娠率は53.4%※2(2024年度実績)と全国平均の48.6%※3よりも高い実績です。
不妊治療に取り組む患者の妊娠しやすい身体作りをサポートするため、専門薬剤師(ウィメンズ漢方)によるオンライン漢方相談を実施。医師によるタイミング療法の指導などと合わせることで、できるだけ自然に近い治療で子どもを授かることができるよう尽力しています。
男性不妊に特化した日本生殖医学会認定生殖医療専門医が在籍する泌尿器科クリニック。男性不妊治療である精索静脈瘤に対する顕微鏡下手術、無精子症に対する顕微鏡下精巣精子回収術(micro-TESE)などの日帰り手術も可能で、忙しい方でもスケジュールの調整がしやすくなっています。
※1参照元:足立病院「数字でわかる足立病院」https://www.adachi-hospital.com/numbers/
※2参照元:足立病院「体外受精(凍結融解胚移植)による35歳未満の妊娠率(2024年度実績)」https://www.adachi-hospital.com/infertility/achievements/
※3参照元:日本産婦人科学会「ART臨床実施成績データ2022(PDF)」https://www.jsog.or.jp/activity/art/2022_JSOG-ART.pdf