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タイミング法を続けている方の中には、「何回まで続ければよいのか」「年齢的に人工授精や体外受精へ進んだ方がよいのか」「自己流タイミングと病院でのタイミング法では何が違うのか」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
タイミング法は、排卵の時期を予測し、妊娠しやすいタイミングに夫婦生活を持つ方法です。不妊治療の初期段階で選ばれやすく、できるだけ自然に近い形で妊娠を目指したい方にとって取り組みやすい治療といえます。
一方で、タイミング法は年齢や検査結果によって、続ける期間を変える必要があります。特に35歳以降は、妊娠率の低下や流産率の上昇も意識しながら、人工授精や体外受精へのステップアップを検討することが大切です。
この記事では、タイミング法の年齢別妊娠率の考え方、続ける回数の目安、人工授精や体外受精へ進むタイミングを解説します。
タイミング法は、排卵日を予測して、妊娠しやすい時期に夫婦生活を持つ方法です。
自己流でも排卵検査薬や基礎体温を使ってタイミングを取ることはできますが、医療機関で行うタイミング法では、超音波検査やホルモン検査などを使って排卵時期をより詳しく確認できます。
まずは、タイミング法の基本と、自己流タイミングとの違いを整理しておきましょう。
タイミング法は、排卵の時期を予測し、妊娠しやすいタイミングに夫婦生活を持つように調整する方法です。
排卵日の前後は妊娠しやすい時期とされるため、医療機関では超音波検査で卵胞の大きさを確認したり、ホルモン検査や尿中LHの変化を見たりして、排卵時期を予測します。
自己流では、基礎体温や排卵検査薬を使って排卵日を予測することが多いですが、排卵が実際に起きているか、卵胞がどのくらい育っているかまでは判断しにくいことがあります。
医師管理のタイミング法では、必要に応じて排卵誘発剤を使うこともあります。排卵が不規則な方や、月経周期が安定しない方では、医療機関で排卵の状態を確認しながら進めることで、より適切なタイミングを取りやすくなります。
自己流タイミングと医師管理のタイミング法には、排卵日の予測方法や不妊原因の確認という点で違いがあります。
| 比較項目 | 自己流タイミング | 医師管理のタイミング法 |
|---|---|---|
| 排卵日の予測 | 排卵検査薬・基礎体温が中心 | 超音波検査・ホルモン検査も活用 |
| 排卵確認 | 自分では判断しにくい | 卵胞発育や排卵済みを確認できる |
| 不妊原因の確認 | 難しい | 検査で原因を確認しやすい |
| 薬の使用 | 基本的には使用しない | 排卵誘発剤を使う場合がある |
| 次の治療への判断 | 遅れやすい | 人工授精・体外受精へ進む目安を相談できる |
自己流タイミングは、妊活を始めたばかりの方にとって取り組みやすい方法です。一方で、排卵日が合っていない、排卵していない、卵管や精液所見に問題があるといった原因が隠れていても、自分では気づきにくいことがあります。
そのため、自己流で一定期間妊娠しない場合は、医療機関で相談することが大切です。特に35歳以上では、長く自己流を続けるよりも、早めに検査を受けて原因を確認した方がよい場合があります。
タイミング法が向いているかどうかは、年齢や検査結果、不妊期間によって変わります。
| 向いている可能性があるケース | 向きにくいケース |
|---|---|
| 年齢が比較的若い | 両側卵管閉塞がある |
| 排卵がある、または排卵誘発で整えられる | 高度男性不妊がある |
| 不妊期間が短い | 35歳以上で不妊期間が長い |
| 卵管・精液所見に大きな問題がない | 40代で妊娠を急ぐ場合 |
| 自然に近い方法から始めたい | タイミング法を複数周期しても妊娠しない |
タイミング法は、卵管が通っていて、排卵があり、精液所見に大きな問題がない場合に検討しやすい方法です。
一方、卵管が閉塞している場合や、精液所見が大きく悪い場合は、タイミング法では妊娠につながりにくいことがあります。その場合は、人工授精や体外受精、顕微授精などを早めに検討することがあります。
タイミング法の妊娠率は、年齢によって変わります。
一般的に、年齢が若いほど自然妊娠しやすく、年齢が上がるほど妊娠率は下がりやすくなります。年齢とともに卵子の数や質が変化し、流産率も上がりやすくなるためです。
ただし、妊娠率は年齢だけで決まるものではありません。排卵の有無、卵管の状態、精液所見、子宮の状態、不妊期間、夫婦生活のタイミングなども関係します。
タイミング法は、自然妊娠に近い方法です。そのため、年齢による妊娠力の変化を受けやすい治療といえます。
20代から30代前半では、検査で大きな問題がなければ、タイミング法を複数周期試す余地があります。一方、35歳以降は妊娠率の低下を意識しながら、何周期まで続けるかを決めておくことが大切です。
38歳以降や40代では、タイミング法に長く時間をかけるよりも、人工授精や体外受精を含めて早めに相談した方がよい場合があります。
また、タイミング法では、受精したか、胚が育ったか、着床したかを確認することはできません。複数周期行っても妊娠しない場合は、排卵日が合っているかだけでなく、卵管、精液所見、年齢による卵子の質の変化なども確認しましょう。
20代から30代前半では、卵子の年齢的な影響が比較的少ないため、検査で大きな問題がなければタイミング法を複数周期試しやすい年代です。
卵管が通っている、精液所見に大きな問題がない、排卵が確認できている、不妊期間が短いといった場合は、医師管理のもとで3〜6周期程度を目安にタイミング法を行うことがあります。
ただし、自己流タイミングをすでに長く続けている場合は、医師管理であらためて何周期行うかを考える必要があります。自己流で1年以上妊娠していない場合は、年齢が若くても一度検査を受け、排卵や卵管、精液所見に問題がないか確認しましょう。
また、卵管因子や男性不妊が見つかった場合は、20代や30代前半であっても、タイミング法にこだわらず、人工授精や体外受精を検討することがあります。
35歳前後では、タイミング法を始める前に、何周期まで続けるかを決めておくことが大切です。
35歳以降は、妊娠率の低下や流産率の上昇を意識しながら治療を進める必要があります。タイミング法を漫然と続けるのではなく、2〜3周期で妊娠しなければ人工授精の相談をする、体外受精の説明を聞いておくなど、次の選択肢を準備しておくとよいでしょう。
タイミング法を続けること自体が悪いわけではありません。しかし、「もう少し様子を見よう」と数か月を重ねるうちに、ステップアップのタイミングが遅れてしまうことがあります。
35歳前後では、タイミング法を行う期間を決め、妊娠しなかった場合の次の治療もあわせて考えておきましょう。
38歳以降では、タイミング法を長く続けすぎない判断が重要です。
38歳から39歳では、1周期ごとの時間の重みが大きくなります。タイミング法を試す場合でも、1〜3周期程度で見直し、人工授精や体外受精の相談を早めに進めることが大切です。
AMHが低い場合、不妊期間が長い場合、精液所見に問題がある場合、卵管の状態に不安がある場合は、さらに早めのステップアップが必要になることもあります。
体外受精に進むかどうかをすぐに決める必要はありませんが、説明会や個別相談を受けておくことで、必要になったときに判断しやすくなります。
40代でも自然妊娠の可能性がゼロになるわけではありません。しかし、年齢とともに妊娠率は下がり、流産率は上がりやすくなります。
40代でタイミング法を続ける場合は、排卵を待ちながら数か月過ごすことの影響も考える必要があります。特に41歳・42歳では、体外受精の保険適用の年齢条件や回数制限も関係するため、早めに専門医へ相談することが大切です。
43歳以降では、体外受精や顕微授精が原則として保険適用外となるため、自費治療を前提に考える場面もあります。40代では、タイミング法にこだわりすぎず、人工授精や体外受精を含めた全体の治療方針を早めに相談しましょう。
タイミング法を続ける期間は、年齢によって考え方が変わります。
以下は、一般的な目安です。実際には、検査結果や不妊原因、夫婦の希望によって判断が変わるため、医師と相談しながら決めましょう。
| 年齢 | タイミング法の考え方 | 見直しの目安 |
|---|---|---|
| 20代 | 条件が合えば複数周期試しやすい | 3〜6周期、妊活1年以上なら受診 |
| 30代前半 | 医師管理で試す余地あり | 3〜6周期で見直し |
| 35〜37歳 | 回数を決めて行う | 2〜3周期で人工授精を相談 |
| 38〜39歳 | 時間を重視する | 1〜3周期で人工授精・体外受精を相談 |
| 40代前半 | 長く続けすぎない | 早めに専門医へ相談 |
| 43歳以降 | 自費治療も含めて相談する | タイミング法にこだわらず方針を決める |
タイミング法で妊娠する可能性があるかどうかは、年齢だけでは判断できません。排卵、卵管、精液所見、AMH、不妊期間などを確認したうえで、続けるか次へ進むかを考えることが大切です。
タイミング法を何周期まで続けるかは、多くの方が悩むポイントです。
「自然に近い方法でもう少し頑張りたい」と思う一方で、「このまま時間だけが過ぎてしまうのでは」と不安になる方もいるでしょう。
タイミング法を続ける期間は、年齢、不妊期間、検査結果、夫婦の希望によって変わります。
タイミング法は、一般的に3〜6周期程度を一つの目安にすることがあります。
20代から30代前半で、検査上大きな問題がない場合は、医師管理のもとで複数周期試す余地があります。ただし、何周期も妊娠しない場合は、排卵日が合っているかだけでなく、卵管、精液所見、子宮内膜、年齢による卵子の質の変化などを確認する必要があります。
35歳以降では、3〜6周期を待つよりも、2〜3周期で見直すことがあります。38歳以降や40代では、さらに早めに人工授精や体外受精の相談を進めることが大切です。
自己流で長期間タイミングを取っていた方は、医師管理のタイミング法を何周期行うかも含めて、医師と相談しましょう。
自己流タイミングを長く続けている場合は、一度医療機関に相談することを検討しましょう。
排卵検査薬や基礎体温を使っていても、排卵日が正確に合っていないことがあります。また、排卵していない、卵管が詰まっている、精液所見に問題があるといった原因は、自己流では確認できません。
一般的には、避妊せずに1年ほど妊娠しない場合は不妊の相談を検討する目安になります。35歳以上では、半年ほど妊娠しない場合に早めの相談を考えることもあります。
自己流タイミングを続けること自体が悪いわけではありませんが、原因がある場合は、時間だけが過ぎてしまうこともあります。特に年齢が気になる方は、早めに検査を受けると安心です。
タイミング法は、1周期ごとに約1か月かかります。
たとえば、タイミング法を6周期続けると、半年ほど経過します。20代や30代前半ではその時間をかける余地があっても、35歳以降、とくに38歳以降では、半年の遅れが治療計画に影響することがあります。
40代では、人工授精や体外受精の相談を後回しにしている間に、保険適用の年齢条件や自費治療の検討が関係してくることもあります。
年齢が高いほど、「あと何回タイミング法をするか」だけでなく、「いつ人工授精や体外受精の説明を聞くか」を決めておくことが大切です。
タイミング法を続けてもよいケースとしては、以下のような条件が考えられます。
こうした場合は、医師と相談しながら、一定期間タイミング法を続けることもあります。
ただし、続ける場合でも、何周期まで行うのかを決めておくことが大切です。期限を決めずに続けると、次の治療へ進むタイミングを逃してしまうことがあります。
一方で、早めに人工授精や体外受精を検討した方がよいケースもあります。
こうした場合は、タイミング法を続けるよりも、人工授精や体外受精へ進むことで妊娠に近づきやすいことがあります。
次の治療へ進むことは、タイミング法が失敗だったという意味ではありません。年齢や検査結果を踏まえて、妊娠に近づくための治療段階を見直すことだと考えるとよいでしょう。
タイミング法から人工授精や体外受精へ進むタイミングは、年齢によって考え方が変わります。
同じ「タイミング法3周期」でも、20代と39歳では意味が異なります。年齢が上がるほど、タイミング法を続ける期間を短くし、次の治療の情報収集を早めに始めることが大切です。
20代から30代前半で、検査上大きな問題がない場合は、タイミング法、人工授精、体外受精へと段階的に進めやすい年代です。
卵管が通っており、精液所見も大きく悪くなく、排卵も確認できている場合は、タイミング法を複数周期試すことがあります。
ただし、年齢が若くても、卵管閉塞、重度の男性不妊、長い不妊期間、子宮内膜症などがある場合は、早めに人工授精や体外受精を検討することがあります。
年齢だけで安心せず、不妊原因を確認したうえで治療を進めましょう。
35歳前後では、タイミング法を始める前に、人工授精へ進む時期を決めておくことが大切です。
35歳以降は、妊娠率の低下を意識しながら治療を進める必要があります。タイミング法を何周期も続けてから人工授精を考えるのではなく、2〜3周期で妊娠しなければ人工授精を相談する、といった目安を持っておくとよいでしょう。
また、体外受精の情報も早めに知っておくと、治療方針を決めやすくなります。仕事との両立、費用、通院回数、心理的な負担なども含めて、夫婦で話し合っておきましょう。
38歳以降では、タイミング法を試す場合でも、人工授精や体外受精の相談を並行して進めることが大切です。
タイミング法を1〜3周期行って妊娠しない場合は、人工授精へ進むか、体外受精を含めて相談する時期といえます。AMHが低い場合、不妊期間が長い場合、卵管や精液所見に問題がある場合は、さらに早めの判断が必要になることもあります。
体外受精は、採卵や自己注射、通院回数、費用への不安が大きい治療です。だからこそ、早めに説明を聞いておくことで、必要になったときに落ち着いて判断しやすくなります。
40代では、タイミング法を続ける前に専門医へ相談しましょう。
40歳以降は、人工授精や体外受精を含めて、どの治療にどのくらい時間を使うかを考える必要があります。41歳・42歳では、体外受精の保険適用の年齢条件や回数制限も関係します。
43歳以上では、体外受精や顕微授精が原則として保険適用外となるため、自費治療を前提に考える必要があります。
40代でタイミング法を続ける場合は、「あと何周期続けるか」だけでなく、「人工授精や体外受精をいつ相談するか」「保険適用や自費治療の扱いはどうなるか」を早めに確認しましょう。
タイミング法を何周期か行っても妊娠しない場合は、治療を続ける前に原因を見直すことが大切です。
妊娠しない理由は一つとは限りません。排卵日、排卵障害、卵管、精液所見、年齢など、複数の要因が関係していることがあります。
タイミング法では、排卵日の予測が重要です。
排卵検査薬が陽性になったタイミングや、基礎体温の変化だけでは、排卵日を正確に判断しにくいことがあります。基礎体温は排卵後に高温期へ移行するため、排卵前のタイミングを取る目的では限界がある場合もあります。
医療機関では、超音波検査で卵胞の大きさを確認したり、排卵済みかどうかを確認したりできます。また、必要に応じてホルモン検査を行うこともあります。
タイミングを取っているつもりでも、実際には排卵日からずれていることがあります。自己流で妊娠しない場合は、医師管理のタイミング法で排卵日を確認してみましょう。
月経不順がある場合や、排卵日が予測しにくい場合は、排卵障害が関係していることがあります。
排卵障害の背景には、PCOS、高プロラクチン血症、甲状腺機能異常、体重変化、ストレスなどが関係する場合があります。また、排卵していても黄体機能に課題がある場合、妊娠が成立しにくいこともあります。
タイミング法で妊娠しない場合は、排卵がきちんと起きているか、ホルモン値に問題がないかを確認しましょう。必要に応じて排卵誘発剤を使いながらタイミング法を行うこともあります。
タイミング法は、卵管が通っていることが前提となる方法です。
排卵された卵子は卵管に取り込まれ、そこで精子と出会います。そのため、卵管が閉塞している場合や、卵管水腫がある場合は、タイミング法で妊娠しにくくなります。
過去にクラミジア感染症の既往がある方、子宮内膜症がある方、骨盤内炎症の経験がある方などは、卵管に影響が出ている場合もあります。
タイミング法を続けても妊娠しない場合は、卵管造影検査などで卵管の状態を確認しましょう。両側卵管閉塞がある場合は、体外受精が必要になることがあります。
タイミング法では、女性側だけでなく男性側の検査も重要です。
精液検査では、精子の数、運動率、形態などを確認します。精液所見に問題がある場合、タイミング法を続けても妊娠しにくいことがあります。
軽度の男性不妊であれば人工授精が検討されることがあります。一方、精子の数や運動率が大きく低い場合は、体外受精や顕微授精が必要になる場合もあります。
男性側の検査をしないままタイミング法を続けていると、原因の発見が遅れることがあります。妊娠しない期間が続いている場合は、夫婦で検査を受けることが大切です。
年齢が上がると、卵子の数だけでなく、質の変化も妊娠率に影響します。
タイミング法では、卵子が受精したか、胚が正常に育ったかを確認することはできません。体外受精では、採卵、受精、胚培養の過程を確認できるため、年齢が高い場合には診断的な意味を持つこともあります。
35歳以降、とくに38歳以降でタイミング法を続けても妊娠しない場合は、年齢による卵子の質の変化も踏まえて、人工授精や体外受精を含めた治療方針を相談しましょう。
京都でタイミング法を受ける場合は、排卵日を確認できるだけでなく、必要に応じて人工授精や体外受精へステップアップできるかも確認しておくと安心です。
特に35歳以降や、タイミング法を複数周期行っても妊娠しない場合は、初期検査から次の治療まで相談できる施設を選ぶことで、治療方針を見直しやすくなります。
クリニックによって、タイミング法や人工授精まで対応している施設と、体外受精・顕微授精まで対応している施設があります。
タイミング法だけに対応している施設で治療を受けている場合、体外受精へ進む際に転院が必要になることがあります。転院自体が悪いわけではありませんが、紹介状や検査結果の共有、初診予約、治療開始までの時間が必要になることがあります。
年齢的にステップアップを急ぐ可能性がある場合は、初期検査から人工授精、体外受精まで相談できる施設を選ぶことも選択肢です。
タイミング法を続けるかどうかを判断するには、基本的な検査が重要です。
確認したい検査には、超音波検査、ホルモン検査、AMH検査、卵管検査、精液検査、感染症検査などがあります。
排卵日の確認だけでなく、卵管が通っているか、精液所見に問題がないか、卵巣予備能はどうかを確認することで、タイミング法を続ける意味があるか判断しやすくなります。
原因を確認しないままタイミング法を続けると、治療方針の見直しが遅れることがあります。特に35歳以降では、検査を受けたうえで治療を進めることが大切です。
タイミング法を何周期続けるかは、年齢によって変わります。
20代と40代では、同じ「タイミング法3周期」でも意味が異なります。年齢、AMH、精液所見、卵管の状態、不妊期間を踏まえて、ステップアップの時期を提案してくれるか確認しましょう。
また、人工授精や体外受精をすすめる場合でも、押し付けではなく、治療の流れ、費用、通院回数、保険適用、リスクを丁寧に説明してくれるクリニックが望ましいです。
体外受精説明会や個別相談がある施設では、タイミング法から次の治療へ進むか迷っている段階でも情報を整理しやすくなります。
タイミング法では、排卵時期に合わせて通院する必要があります。卵胞の育ち具合によっては、予定より早く受診が必要になることもあります。
仕事と治療を両立したい方は、夜間診療、土曜診療、駅からの近さ、WEB予約の有無なども確認しましょう。
また、人工授精や体外受精へ進む場合は、通院回数が増えることがあります。今後のステップアップも見据えて、通いやすい施設かどうかを確認しておくと安心です。
ここでは、京都でタイミング法から相談しやすい候補を、相談目的別に紹介します。
なお、どのクリニックが合うかは、年齢、検査結果、不妊原因、通いやすさ、希望する治療方針によって異なります。気になる施設がある場合は、公式サイトや初診時の説明で最新情報を確認しましょう。
足立病院 生殖医療センターは、京都市中京区にある不妊治療施設です。タイミング法や人工授精などの一般不妊治療から、体外受精、顕微授精、先進医療まで幅広く対応しています。
初期検査からステップアップまで相談しやすく、年齢や検査結果を踏まえて、タイミング法を続けるか、人工授精や体外受精へ進むかを検討しやすい候補です。
35歳以降でタイミング法を続けるか迷っている方、体外受精も視野に入れて相談したい方に向いています。
京都IVFクリニックは、京都市下京区にある不妊治療専門クリニックです。体外受精や顕微授精などの高度生殖医療を中心に相談できます。
他院でタイミング法や人工授精を続けているものの妊娠しない方、体外受精へ進むか迷っている方、セカンドオピニオンを受けたい方に候補となります。
タイミング法を続けるべきか、人工授精や体外受精へ進むべきかを相談したい場合は、これまでの検査結果や治療歴を整理して受診するとよいでしょう。
身原病院は、京都市西京区の上桂駅前にある産婦人科病院です。一般不妊治療から体外受精・顕微授精まで対応しています。
タイミング法、人工授精、体外受精まで段階的に相談しやすく、個別相談や体外受精説明会も案内されています。
西京区・桂周辺で、まずはタイミング法から相談したい方や、必要に応じて人工授精・体外受精へ進むことも視野に入れている方に向いています。
田村秀子婦人科医院は、京都市中京区にある婦人科医院です。タイミング療法、薬物療法、人工授精、体外受精、顕微授精に対応しています。
できるだけ自然に近い治療から始めたい方、身体づくりや漢方相談も含めて考えたい方に候補となります。
ただし、年齢が高い場合は、タイミング法を長く続けるよりも、人工授精や体外受精へのステップアップ時期を早めに確認することが大切です。自然に近い治療を希望する場合でも、年齢や検査結果に応じて、どのタイミングで次の治療へ進むかを相談しましょう。
タイミング法から人工授精や体外受精へ進むときは、これまでの妊活や検査結果を整理しておくことが大切です。
情報を整理しておくことで、医師に相談しやすくなり、次の治療へ進むべきか判断しやすくなります。
まずは、これまでの妊活やタイミング法の経過を整理しましょう。
確認しておきたい項目は以下の通りです。
これらを整理しておくと、タイミング法を続けるべきか、人工授精や体外受精へ進むべきかを相談しやすくなります。
タイミング法で妊娠しない場合は、基本検査を受けて原因を確認することが大切です。
確認したい検査には、以下のようなものがあります。
タイミング法は、排卵日を合わせる治療ですが、卵管が詰まっていたり、精液所見に問題があったりすると、妊娠しにくくなります。
検査を受けることで、タイミング法を続けるべきか、人工授精や体外受精へ進むべきかを判断しやすくなります。
タイミング法の次の治療としては、人工授精が検討されることがあります。ただし、原因や年齢によっては、体外受精を早めに検討する場合もあります。
人工授精は、採取した精子を洗浄・濃縮し、排卵のタイミングに合わせて子宮内へ注入する治療です。体外受精は、卵子を採取して体外で受精させ、育った胚を子宮内へ戻す治療です。
人工授精と体外受精では、費用、通院回数、身体的負担、確認できる情報が異なります。どちらに進むかは、年齢、検査結果、不妊期間、夫婦の希望をもとに医師と相談して決めましょう。
タイミング法を続けるか、人工授精や体外受精へ進むかは、夫婦で話し合って決めることが大切です。
話し合っておきたい内容には、以下のようなものがあります。
どちらか一方だけが治療方針を抱え込むと、負担が大きくなりやすいものです。治療の段階が変わる前に、夫婦で同じ情報を共有しておきましょう。
A:タイミング法の妊娠率は年齢によって変わります。一般的に、年齢が上がるほど妊娠率は下がり、流産率は上がりやすくなります。ただし、排卵の有無、卵管の状態、精液所見、不妊期間などによっても結果は変わります。
A:20代〜30代前半で検査上大きな問題がなければ、3〜6周期を一つの目安にすることがあります。35歳以降は2〜3周期で見直すこともあり、38歳以降や40代では早めに人工授精・体外受精を相談することが大切です。
A:自己流で1年ほど妊娠しない場合や、35歳以上で半年ほど妊娠しない場合は、一度医療機関に相談することがすすめられます。排卵日が合っていないだけでなく、卵管や精液所見に原因があることもあります。
A:40代でも自然妊娠の可能性がゼロではありません。ただし、年齢とともに妊娠率は下がり、流産率は上がりやすくなります。40代ではタイミング法に長く時間をかけすぎず、早めに専門医へ相談しましょう。
A:人工授精へ進むことが多いですが、卵管因子や高度男性不妊、年齢要因がある場合は、体外受精を検討することもあります。次の治療は、年齢、検査結果、不妊期間、夫婦の希望をもとに医師と相談して決めましょう。
タイミング法は、排卵の時期を予測し、妊娠しやすいタイミングに夫婦生活を持つ方法です。自然に近い形で妊娠を目指せるため、不妊治療の初期段階で選ばれやすい治療です。
ただし、タイミング法の妊娠率は年齢や不妊原因によって変わります。20代から30代前半では、条件が合えば複数周期試す余地がありますが、35歳以降は回数を決めて見直すことが大切です。38歳以降や40代では、タイミング法を続けながらも、早めに人工授精や体外受精の相談を進める必要があります。
タイミング法を何周期まで続けるかは、年齢だけでなく、排卵の有無、卵管の状態、精液所見、AMH、不妊期間によって変わります。卵管因子や男性不妊、AMH低下がある場合は、早めに次の治療へ進んだ方がよいケースもあります。
京都でタイミング法を受ける場合は、初期検査から人工授精・体外受精まで相談できるか、年齢に応じたステップアップを提案してくれるか、通いやすいかを確認しておきましょう。
タイミング法を続けることも、次の治療へ進むことも、どちらが正解と一律に決められるものではありません。年齢と検査結果を踏まえ、自分たちに合ったタイミングで治療方針を見直していきましょう。
不妊治療や生殖補助医療に関する高度な専門知識と技術を持つ「日本生殖医学会認定生殖医療専門医」が常勤で在籍しているクリニック・病院の中から、治療の目的別に優れた病院・クリニック3院をご紹介します(2025年3月調査時点)。
2001年からの不妊治療による累計妊娠数は3万人以上(2025年4月調査時点)※1。チーム医療による総合力で、35歳未満の方の体外受精(融解胚移植)による妊娠率は53.4%※2(2024年度実績)と全国平均の48.6%※3よりも高い実績です。
不妊治療に取り組む患者の妊娠しやすい身体作りをサポートするため、専門薬剤師(ウィメンズ漢方)によるオンライン漢方相談を実施。医師によるタイミング療法の指導などと合わせることで、できるだけ自然に近い治療で子どもを授かることができるよう尽力しています。
男性不妊に特化した日本生殖医学会認定生殖医療専門医が在籍する泌尿器科クリニック。男性不妊治療である精索静脈瘤に対する顕微鏡下手術、無精子症に対する顕微鏡下精巣精子回収術(micro-TESE)などの日帰り手術も可能で、忙しい方でもスケジュールの調整がしやすくなっています。
※1参照元:足立病院「数字でわかる足立病院」https://www.adachi-hospital.com/numbers/
※2参照元:足立病院「体外受精(凍結融解胚移植)による35歳未満の妊娠率(2024年度実績)」https://www.adachi-hospital.com/infertility/achievements/
※3参照元:日本産婦人科学会「ART臨床実施成績データ2022(PDF)」https://www.jsog.or.jp/activity/art/2022_JSOG-ART.pdf