京都第一赤十字病院

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目次
京都第一赤十字病院のHPキャプチャ画像
引用元:京都第一赤十字病院公式HP
(https://www.kyoto1.jrc.or.jp)

京都で不妊治療を行っている医療機関の中から、当ページでは京都第一赤十字病院をご紹介しています。同院では、卵管や卵巣の状態を調べる検査から精液検査まで、カップル単位で不妊原因を調べたうえで治療の方針を検討しています。以下、同院の不妊治療の口コミや特徴、不妊治療以外のサポートなどを見ていきましょう。

京都第一赤十字病院の口コミ

先生もスタッフさんもいい方ばかりです

2ヶ月半産婦人科に入院。先生もみなさん素晴らしい。助産師さん看護師さん、スタッフ沢山おられますが、本当にいい方ばかりで感心します。あれ?と思うスタッフが誰一人いなく、指導や管理の仕方が徹底されていると感じました。不安な日々も快適に安心して日々を過ごせました。本当に素晴らしい総合周産期母子医療センターだと思います!

細やかに対応してくれて助かりました

3回入院したことがあるのですが、ここの病院はスタッフの指導が行き届いているのかいつも皆さん親切です。(中略)出産でも利用したことがあるのですが、母乳、ミルク、沐浴のことなど事細かに指導して頂けるので、とても助かりました。母乳外来もあるので、退院後も何度かお世話になり、何かあればここに頼ろうと思える安心の病院です。

大病院ですが対応はとてもいいです

(前略)大きい総合病院だけあって設備も整っており、すぐに検査を受けられるのがメリットだと思います。(中略)初めて行ったので、何度かどこでどう手続きしていいかわからなくなったのですが、その都度近くにいる職員さんに聞いたらとても親切に教えてくれました。大きい病院って対応が悪いんじゃないかと思って今まで行くのを躊躇してたんですが、そんなことなかったです。(後略)

京都第一赤十字病院の不妊治療について

女性・男性の両面から不妊の原因を丁寧に把握するスクリーニング検査

同院では治療に入る前に、複数のスクリーニング検査で不妊原因を丁寧に把握することを大切にしています。

まず確認するのは卵管の通過状態。卵管因子は不妊原因として頻度が高いため、子宮卵管造影検査を通じてその状態を丁寧に調べます。なお、この検査後に妊娠率がわずかに上がるとの報告もあります。

また、ホルモン採血によりFSH・LH・AMHなどを測定し、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の診断や卵巣予備能の把握も実施。経腟超音波では子宮筋腫・子宮内膜ポリープ・子宮内膜症といった不妊に影響しうる疾患の有無を確認するとともに、精液検査では男性側の状態にもアプローチします。女性だけでなく男性も含めた多角的な検査で、カップルごとの不妊原因を丁寧に探る診療方針です。

タイミング法・人工授精から体外受精施設の紹介まで段階的に対応

具体的な治療法としては、多くの場合、タイミング療法からスタートします。経腟超音波で卵胞の大きさを定期的に確認し、18mm以上になったところで性交渉のタイミングを案内。必要に応じて排卵誘発剤を使用することも可能です。

タイミング法の結果を踏まえたうえで、次のステップとして人工授精(AIH)へとステップアップ。洗浄・濃縮した精液を子宮内へ直接送り込む処置です。自然周期・排卵誘発剤使用のどちらの周期でも対応が可能です。

これら一般不妊治療の範囲では妊娠に至らないケースについては、体外受精(ART)に対応した施設への紹介を行っています。連携先として京都府立医科大学附属病院が挙げられていますが、希望に応じた施設への紹介にも対応しています。

京都第一赤十字病院の不妊治療の成功率

京都第一赤十字病院の公式HPには、不妊治療の成功率に関する情報が掲載されていませんでした。

京都第一赤十字病院はどのような方に向いているか

京都第一赤十字病院では、一般不妊治療に対応しています。妊娠を希望しているものの、なかなか妊娠に至らない方や、まずは一般不妊治療から相談を始めたい方にとって、受診先の候補として考えやすいでしょう。

不妊治療では、子宮卵管造影検査ホルモン採血精液検査のほか、通常の経腟超音波で子宮と卵巣の状態を確認すると案内されています。妊娠しにくい原因を一通り確認しながら、段階的に治療を進めたい方に向いています。

また、一般不妊治療としてタイミング療法人工授精に対応しています。タイミング療法では、卵胞の大きさを経腟超音波で測定し、必要に応じて排卵誘発剤を使用することもあると紹介されています。

人工授精では、精液を洗浄・濃縮して子宮内に注入する方法が案内されています。自然周期でも排卵誘発剤を使用した周期でも対応しているため、一般不妊治療の範囲で相談したい方にとって、治療内容を整理しやすい病院です。

一方で、一般不妊治療で妊娠に至らない場合は、体外受精可能な施設への紹介となります。京都府立医科大学附属病院と連携していることも案内されており、必要に応じて次の治療段階へつなぐ体制も確認できます。

  • 一般不妊治療から相談を始めたい方
  • 子宮卵管造影検査やホルモン採血などを受けながら原因を確認したい方
  • タイミング療法や人工授精を検討している方
  • 体外受精が必要になった場合の紹介体制も含めて考えたい方
  • 総合病院での診療体制をふまえて受診先を検討したい方

初診から不妊治療開始までの流れ

京都第一赤十字病院で初めて受診する場合は、まず受診方法や受付時間を確認したうえで準備を進めます。不妊治療は専用ページで案内されており、総合病院としての初診受付の流れに沿って受診する形になります。

1. 受診前に紹介状と予約の有無を確認する

初めて受診する際は、紹介状の持参と診察予約が案内されています。紹介状がある場合は、受診時の手続きが進めやすくなります。総合病院では、初診時に紹介状の有無で受付方法や費用の考え方が変わることもあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

2. 初診受付で必要書類を提出する

初診時は、診察申込票に必要事項を記入し、マイナ保険証または資格確認証、各種公費負担受給者証がある場合はあわせて提出します。紹介状を持っている場合は、紹介患者窓口で手続きを行います。初診の受付時間は平日午前中に案内されています。

3. 診察で検査や治療方針を相談する

不妊治療では、子宮卵管造影検査ホルモン採血精液検査、経腟超音波などを組み合わせながら、妊娠しにくい原因を確認していきます。そのうえで、現在の状況に応じてタイミング療法や人工授精など、今後の進め方を相談していく流れです。

4. 一般不妊治療を進める

一般不妊治療としては、タイミング療法人工授精に対応しています。タイミング療法では卵胞の大きさを確認しながら進め、必要に応じて排卵誘発剤を使用することがあります。人工授精は、精液を洗浄・濃縮して子宮内に注入する方法で行われます。

5. 必要に応じて紹介を受ける

一般不妊治療で妊娠に至らない場合は、体外受精が可能な施設への紹介となります。今後の見通しを考えるうえでは、どの段階で紹介の可能性があるのか、連携先を含めて診察時に確認しておくと治療計画を立てやすくなります。

不妊治療の費用感と保険適用について

京都第一赤十字病院では一般不妊治療に対応しており、費用は検査内容や治療内容によって変わります。初診時には紹介状の有無による追加費用も関わるため、受診前に費用の考え方を整理しておくとよいでしょう。

保険診療と自費診療の考え方

一般不妊治療として、子宮卵管造影検査、ホルモン採血、精液検査、タイミング療法、人工授精などが案内されています。実際の自己負担額は、どの検査や治療を行うかによって変わるため、初診時にはどの範囲が保険診療の対象となるのかを確認しておくと費用の見通しを立てやすくなります。

また、一般不妊治療で妊娠に至らない場合は体外受精可能な施設への紹介となるため、病院内で受ける治療と紹介後の治療で費用の考え方が変わる可能性もあります。段階ごとの通院計画とあわせて整理しておくとよいでしょう。

初診費用と経済的なサポート

初めて受診する際に紹介状がない場合は、診療費とは別に選定療養費7,700円(税込)がかかります。初診時の費用を考える際は、この点もあわせて確認しておきたいところです。

また、高額療養費制度の利用に関しては、マイナンバーカードを健康保険証として利用する場合、限度額認定証は不要と案内されています。検査や治療内容によって医療費がかさむ可能性がある場合は、こうした制度も見ておくとよいでしょう。

初診時には、診察費に加えて紹介状の有無による追加費用、検査費などが関わる可能性があります。受診時には、現在の状況に応じてどの程度の検査を進めるのか、今後の通院頻度がどうなるのかも含めて確認しておくと、費用面の見通しを持ちやすくなります。

京都第一赤十字病院の治療以外のサポート

月経の乱れや痛みを女性医師に相談できる月経相談外来

妊活中は、月経周期の乱れや生理痛の悪化が気になり始める方も少なくありませんが、同院では、こうした月経に関する諸症状に対応する「月経相談外来」を設置しています。診療は女性医師が担当。内診に不安を感じる場合は、経腹超音波やMRI検査など別の方法で診察を進めることも可能です。

相談可能な症状は、生理不順・生理痛・過多月経のほか、ダイエットや激しい運動による無月経など。ホルモン検査や画像診断を組み合わせて原因を精査し、不妊とも関わりの深い「子宮内膜症」や「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」の早期発見にも努めています。

症状の原因が特定できれば、以後はホルモン剤や漢方薬による内服治療から手術療法まで、個々の状況に応じた適切な治療を提案。不妊治療と並行して月経の悩みも解消したいという方にとって、非常に心強い相談窓口となるでしょう。

助産師が産後の授乳や体調をきめ細かくフォローする母乳外来・産後健診

無事に出産を迎えた後も、身体的・精神的な変化への不安が続く方は多いものです。それら不安を少しでも和らげるため、同院では、産後のケアとして助産師が対応する「母乳外来」を毎週月〜金曜日に設けているほか、「産後2週間健診」も助産師が担当する形で週3日実施しています。

母乳外来では、授乳に関する困りごとや乳房トラブルなど、産後すぐに生じやすい悩みを助産師に直接相談することが可能。また、産後2週間という早い時期に専門家が身体の回復状態を確認する機会を設けることで、産後うつや体調不良などの早期発見につなげています。

不妊治療を経て出産に至った方の場合、長い治療期間の緊張が解けた後に心身のバランスを崩すケースは少なくありません。産後のケア体制が整った病院を選んでおくことは、出産後の生活を安心して送るうえで重要なポイントになります。

京都第一赤十字病院の基本情報

院名 京都第一赤十字病院
所在地 京都府京都市東山区本町15-749
アクセス JR奈良線・京阪電鉄「東福寺」駅より徒歩約5分
電話番号 075-561-1121
診療時間(産婦人科) 公式HPに記載なし
※外来受付時間は平日8:30〜11:30
休診日 土曜・日曜・国民の祝日・年末年始(12月29日〜1月3日)・創立記念日(5月1日、11月20日)
京都にある不妊治療の
クリニック・病院
おすすめ3選

不妊治療や生殖補助医療に関する高度な専門知識と技術を持つ「日本生殖医学会認定生殖医療専門医」が常勤で在籍しているクリニック・病院の中から、治療の目的別に優れた病院・クリニック3院をご紹介します(2025年3月調査時点)。

体外受精の
相談をするなら
足立病院 生殖医療センター
足立病院 生殖医療センター
引用元:足立病院 生殖医療センター公式HP
(https://www.adachi-hospital.com/infertility/)
おすすめの理由

2001年からの不妊治療による累計妊娠数は3万人以上(2025年4月調査時点)※1。チーム医療による総合力で、35歳未満の方の体外受精(融解胚移植)による妊娠率は53.4%※2(2024年度実績)と全国平均の48.6%※3よりも高い実績です。

妊娠しやすい身体づくりの
相談をするなら
田村秀子婦人科医院
田村秀子婦人科医院
引用元:田村秀子婦人科医院公式HP
(https://tamura-hideko.com/)
おすすめの理由

不妊治療に取り組む患者の妊娠しやすい身体作りをサポートするため、専門薬剤師(ウィメンズ漢方)によるオンライン漢方相談を実施。医師によるタイミング療法の指導などと合わせることで、できるだけ自然に近い治療で子どもを授かることができるよう尽力しています。

男性不妊治療の
相談をするなら
いちおか泌尿器科クリニック
いちおか泌尿器科クリニック
引用元:いちおか泌尿器科クリニック公式HP
(https://ichioka-urological-clinic.com/)
おすすめの理由

男性不妊に特化した日本生殖医学会認定生殖医療専門医が在籍する泌尿器科クリニック。男性不妊治療である精索静脈瘤に対する顕微鏡下手術、無精子症に対する顕微鏡下精巣精子回収術(micro-TESE)などの日帰り手術も可能で、忙しい方でもスケジュールの調整がしやすくなっています。

※1参照元:足立病院「数字でわかる足立病院」https://www.adachi-hospital.com/numbers/
※2参照元:足立病院「体外受精(凍結融解胚移植)による35歳未満の妊娠率(2024年度実績)」https://www.adachi-hospital.com/infertility/achievements/
※3参照元:日本産婦人科学会「ART臨床実施成績データ2022(PDF)」https://www.jsog.or.jp/activity/art/2022_JSOG-ART.pdf