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本記事では、京都民医連中央病院の不妊治療について詳しく解説します。段階的なステップアップ治療と夫婦双方へのカウンセリング・検査を特徴とする同院。医療相談窓口の設置など、継続的な通院を支える環境も充実しています。まずは、実際に同院へ通っている患者さんの口コミ・評判からチェックしていきましょう。

(前略)婦人科の医師が女医の先生ばかりでみなさんとても優しくておすすめできます。婦人科のみ、月、水、金と夜診もあるので予定も立てやすいです。(中略)予約制になってからは待ち時間15分以内で助かっています。(後略)
明るく清潔感がある院内で、スタッフさんのホスピタリティも高いです。産婦人科は一般外来・不妊治療も対応していて、どの曜日に受診しても女医さんばかりなのが良いです。初めての妊娠・出産での入院で不安も多い中、助産師さんが皆さん優しく寄り添ってくれました。(後略)
産婦人科でお世話になってます。他の大きい病院だと待ち時間が長くて、それだけで疲れてしまいますが、精算機や、受付システムなど、ハード面を強化されてるのでスムーズに案内されます。病棟も非常に綺麗です。そして産婦人科の先生は、いままで出会ったことないほど優しい女医さんで助かってます。(後略)
ステップアップを視野に、基礎検査から人工授精まで段階的に対応
不妊治療の第一歩として、まずは体の現状を把握するための各種検査を実施。具体的には、基礎体温表の確認やホルモン検査、卵管の疎通性チェックなどを通じ、現在の体の状況を丁寧に整理してから治療計画の策定に入ります。
主な治療法は、自然な妊娠を目指すタイミング指導が基本。医師の判断により、薬で排卵をサポートする排卵誘発を組み合わせて進められることもあります。タイミング指導や排卵誘発で結果が得られなかった場合には、さらに治療段階を上げて人口受精(AIH)に取り組む流れとなります。
丁寧な検査結果を踏まえ、無理なく着実なステップアップを図るのが同院の姿勢です。
不妊の原因を正しく特定するため、女性だけではなくパートナーである男性側の検査も同時に行うことが京都民医連中央病院の方針です。
不妊治療と聞くと「女性が受ける治療」とイメージする方も多いかもしれませんが、実際には男性も不妊の原因を抱えている例は約48%。女性に原因はなく、男性のみに原因がある例も全体の24%と言われています。
これらの数字を踏まえれば、不妊の原因を特定するうえで、女性のみが検査を受けるというやり方は合理的とは言えません。男女に関わらず正しく原因を特定しなければ適切な治療はできない、と京都民医連中央病院は考えています。
このウェブメディアでは、体外受精や妊娠しやすい身体作り、男性不妊治療など相談したい内容別におすすめの病院・クリニックを紹介している特集ページも用意しています。併せてご確認ください。
京都民医連中央病院の公式HPには、不妊治療の成功率に関する情報が掲載されていませんでした。
女性医師による診療体制と、総合病院ならではの充実したサポートが特徴の京都民医連中央病院は、特に以下のような方におすすめです。
京都民医連中央病院では、完全予約制を導入しており、計画的かつスムーズな診療フローを整えています。
当院は完全予約制のため、事前にお電話等で予約を行います。紹介状(診療情報提供書)がある場合は、スムーズな引き継ぎが可能です。紹介状がない場合でも受診は可能ですが、初診時に規定の定額負担金が発生する点に留意しましょう。
初診時は医師による丁寧な問診が行われます。現在の悩みやこれまでの妊活状況をヒアリングした上で、不妊の要因を特定するための検査計画を立てます。女性医師が多く、柔らかい雰囲気の中で相談できる環境が整っています。
女性側のホルモン検査や超音波検査、卵管の疎通性チェックに加え、男性パートナーの検査も同時に実施します。どちらか一方だけでなく、夫婦双方の状態を多角的に把握することで、より精度の高い治療方針の策定を目指します。
検査結果に基づき、タイミング法や排卵誘発、人工授精(AIH)といった一般不妊治療の計画を立てます。無理のない段階的なステップアップを基本とし、ご夫婦の希望に沿った形で治療をスタートします。治療中に不安が生じた際は、24時間体制の電話相談も利用可能です。
京都民医連中央病院では、保険診療をベースに、患者様の経済的・心理的な負担を軽減するための相談体制を強化しています。
不妊症の原因調査にかかる各種検査、タイミング療法、および人工授精については、原則として保険診療(3割負担)が適用されます。2022年4月の保険適用拡大により、標準的な一般不妊治療を安心して受けることが可能です。
院内に「医療福祉課」が設置されており、社会福祉士や看護師が無料で相談に応じています。不妊治療に関連する医療費の負担や、活用できる公的な支援制度、生活上の不安など、治療以外の面もトータルでサポート。対面だけでなく、WEBフォームからも気軽に相談できる体制です。
不妊治療を行っている産婦人科を含め、すべての診療科において完全予約制を導入。少しでも待ち時間を少なくし、かつ少しでも丁寧な診療を行うためには完全予約制が必須と同院では考えています。
受診に際しては紹介状の有無が確認されていますが、紹介状なしでも定額負担金を支払えば受診が可能。かかりつけ経由でなければ受診できない、ということはありません。
治療中に急な体調変化が生じた場合に備え、24時間体制で電話相談や救急受付も用意。初めて不妊治療を受ける方は多くの不安を抱える方が多いため、いつでも相談に乗ってくれる体制は大変心強いでしょう。
通院に伴う様々な不安を解消するため、院内には医療福祉課の相談窓口が設置されています。窓次では社会福祉士や看護師が無料で相談に対応。不妊治療に関連する公的な支援制度や医療費の負担など、治療以外の相談にも幅広く対応しています。
なお、相談は院内での対面形式を基本としていますが、多忙で来院する時間のない方、対面だと相談しにくいと感じる方は、Webフォームから相談を送ることも可能です。複数のチャネルを用意することで、誰もが気軽に相談できる体制を整えています。
| 院名 | 京都民医連中央病院 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市右京区太秦土本町2番1 |
| アクセス | 京都市営地下鉄東西線「太秦天神川」駅より徒歩14分 |
| 電話番号 | 075-861-2220 |
| 診療時間(産婦人科) | 午前 9:00~12:30/午後 13:30~16:30/夜間 17:00~19:00 |
| 休診日 | 土曜日・日曜日・祝日 |
不妊治療や生殖補助医療に関する高度な専門知識と技術を持つ「日本生殖医学会認定生殖医療専門医」が常勤で在籍しているクリニック・病院の中から、治療の目的別に優れた病院・クリニック3院をご紹介します(2025年3月調査時点)。
2001年からの不妊治療による累計妊娠数は3万人以上(2025年4月調査時点)※1。チーム医療による総合力で、35歳未満の方の体外受精(融解胚移植)による妊娠率は53.4%※2(2024年度実績)と全国平均の48.6%※3よりも高い実績です。
不妊治療に取り組む患者の妊娠しやすい身体作りをサポートするため、専門薬剤師(ウィメンズ漢方)によるオンライン漢方相談を実施。医師によるタイミング療法の指導などと合わせることで、できるだけ自然に近い治療で子どもを授かることができるよう尽力しています。
男性不妊に特化した日本生殖医学会認定生殖医療専門医が在籍する泌尿器科クリニック。男性不妊治療である精索静脈瘤に対する顕微鏡下手術、無精子症に対する顕微鏡下精巣精子回収術(micro-TESE)などの日帰り手術も可能で、忙しい方でもスケジュールの調整がしやすくなっています。
※1参照元:足立病院「数字でわかる足立病院」https://www.adachi-hospital.com/numbers/
※2参照元:足立病院「体外受精(凍結融解胚移植)による35歳未満の妊娠率(2024年度実績)」https://www.adachi-hospital.com/infertility/achievements/
※3参照元:日本産婦人科学会「ART臨床実施成績データ2022(PDF)」https://www.jsog.or.jp/activity/art/2022_JSOG-ART.pdf