年齢別に見る採卵できない原因と次周期の考え方

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「採卵の予定だったのにキャンセルになった」「卵胞は見えていたのに卵子が取れなかった」「空胞と言われて、次も同じ結果になるのではと不安」と感じている方もいるのではないでしょうか。

体外受精では、採卵まで進んだからといって、必ず卵子が取れるとは限りません。卵胞が十分に育たない場合、採卵前に排卵してしまう場合、卵胞は見えていても卵子が回収できない場合などがあります。

採卵できない原因は、年齢だけで決まるものではありません。AMH、卵巣の反応、排卵誘発方法、採卵のタイミング、ホルモン値、周期ごとの状態など、複数の要素が関係します。

ただし、年齢が上がるほど、卵巣予備能の低下や採卵数の減少を意識する必要があります。特に35歳以降や40代では、1周期ごとの結果に不安を感じやすく、次に何を見直せるのかを早めに確認することが大切です。

この記事では、採卵できない主な原因、年齢別に考えたいポイント、採卵キャンセルや空胞があった次周期に確認したいことを解説します。

採卵できないとは?よくある3つのケース

「採卵できない」といっても、実際にはいくつかのケースがあります。

卵胞が育たず採卵そのものがキャンセルになる場合もあれば、採卵予定の前に排卵してしまう場合、卵胞は見えていたのに卵子が回収できない場合もあります。

まずは、自分がどのケースに近いのかを整理しておきましょう。

卵胞が育たず採卵キャンセルになる

排卵誘発を行っても卵胞が十分に育たない場合、採卵できる卵胞が確認できず、採卵自体がキャンセルになることがあります。

AMHが低い、FSHが高い、胞状卵胞数が少ないなど、卵巣予備能が低下している場合に起こりやすいことがあります。また、排卵誘発の方法や薬剤の量が合っていない場合にも、思うように卵胞が育たないことがあります。

ただし、卵巣の反応は周期によって変わることもあります。1回の採卵キャンセルだけで、今後も採卵できないと決まるわけではありません。

次周期に向けては、卵胞が何個見えていたのか、どのくらいの大きさまで育ったのか、ホルモン値はどうだったのか、排卵誘発方法を変更できるのかを医師に確認しましょう。

採卵前に排卵してしまう

採卵予定日の前に排卵が起こってしまうと、採卵時に卵子を回収できないことがあります。

体外受精では、卵胞の大きさやホルモン値を見ながら採卵日を決めます。採卵前には、卵子の成熟を促すための注射や点鼻薬などを使用することがありますが、身体の反応には個人差があります。

採卵前に排卵してしまった場合は、排卵抑制の方法、診察間隔、採卵日の決め方、トリガーの種類や時間を見直すことがあります。

採卵前排卵が疑われる場合は、「採卵前に排卵していた可能性があるのか」「次周期は採卵日や注射のタイミングを変えるのか」を具体的に聞いておくとよいでしょう。

卵胞はあったのに卵子が取れない、空胞と言われる

超音波で卵胞が見えていても、採卵時に卵子が回収できないことがあります。いわゆる「空胞」と説明されることもあります。

卵胞の中に必ず卵子が入っているとは限りません。また、卵子が未成熟だった、卵胞壁からうまく離れなかった、採卵のタイミングやホルモン反応が合わなかったなど、複数の要因が考えられます。

空胞と言われると強いショックを受ける方も少なくありません。しかし、1回空胞だったからといって、次周期も必ず卵子が取れないわけではありません。

次周期では、排卵誘発方法、採卵前のホルモン値、トリガーの種類や投与時間、採卵のタイミングを見直せるか確認することが大切です。

採卵できない主な原因

採卵できない原因は、ひとつに限られるわけではありません。

年齢、卵巣予備能、排卵誘発方法、採卵タイミング、卵子の成熟度など、さまざまな要素が関係します。

AMHが低く、卵巣の反応が弱い

AMHが低い場合、卵巣に残っている卵子数が少ない可能性があります。体外受精では、排卵誘発を行っても育つ卵胞数が少なく、採卵できる卵子数が限られることがあります。

ただし、AMHは卵子の数の目安であり、卵子の質や妊娠の可否を直接示す検査ではありません。AMHが低くても、採卵できる周期はあります。

AMHが低い場合は、「採卵できない」とすぐに判断するのではなく、胞状卵胞数、FSH、E2などのホルモン値、過去の卵巣反応をあわせて見ていく必要があります。

年齢による卵巣予備能の低下

年齢が上がると、卵巣内に残る卵子数は少しずつ減少していきます。そのため、年齢が高くなるほど、排卵誘発を行っても育つ卵胞数が少なくなり、採卵数が限られやすくなります。

特に40代では、卵胞が少ない、採卵キャンセルになる、採卵できても卵子数が少ないといったことが起こりやすくなります。

また、年齢による影響は採卵数だけではありません。受精率、胚盤胞到達率、染色体異常、流産率などにも関係します。

採卵できなかった場合は、年齢だけを理由に諦めるのではなく、「次周期に採卵方針をどう変えるのか」「何周期まで採卵を試みるのか」を具体的に相談することが大切です。

排卵誘発方法が合っていない

排卵誘発の方法が合わない場合、卵胞が思ったように育たないことがあります。

刺激が強すぎる、弱すぎる、薬剤の種類や量が合っていない、開始時期が合わないなど、さまざまな要因が考えられます。

卵巣の反応は人によって異なります。同じ年齢や同じAMHの方でも、刺激方法によって卵胞の育ち方が変わることがあります。

次周期では、刺激法を変える、薬剤の量を調整する、自然周期や低刺激に近い方法を検討するなど、前周期の結果を踏まえて方針を見直すことがあります。

採卵のタイミングが合わなかった

卵胞が育っていても、採卵のタイミングが合わないと、成熟卵が得られなかったり、採卵前に排卵してしまったりすることがあります。

採卵日は、卵胞の大きさやホルモン値を見ながら決めます。採卵前には、卵子の成熟を促すトリガーを使用することがありますが、その反応には個人差があります。

採卵できなかった場合は、採卵決定時の卵胞サイズ、E2、LH、P4などのホルモン値、トリガーの種類、トリガーから採卵までの時間を確認しておくとよいでしょう。

次周期では、採卵日を早める、診察間隔を短くする、トリガーの方法を変えるなどの調整が検討される場合があります。

卵子が未成熟だった

採卵で卵子が回収できても、卵子が未成熟で受精に進めないことがあります。

これは厳密には「採卵できない」とは異なりますが、患者側から見ると「卵子が取れたのに治療が進まなかった」と感じやすいケースです。

未成熟卵が多い場合は、卵胞が十分に成熟する前に採卵した可能性や、トリガーへの反応、卵胞発育のばらつきなどを確認することがあります。

次周期では、採卵タイミング、トリガーの種類や時間、排卵誘発方法を見直すことで、成熟卵を得やすくする方針が検討されることがあります。

年齢別に見る採卵できない原因と考え方

採卵できない原因は年齢だけではありませんが、年齢によって重視すべきポイントは変わります。

20代では年齢以外の原因を確認することが大切です。一方、35歳以降や40代では、卵巣予備能や治療に使える時間も意識する必要があります。

20代で採卵できない場合

20代は、一般的には年齢による卵巣予備能の低下は比較的少ない年代です。そのため、採卵できない場合は、年齢以外の原因を確認することが大切です。

たとえば、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などによって卵胞発育に偏りがある場合や、排卵誘発方法が合っていない場合、採卵のタイミングが合わなかった場合などが考えられます。

20代で採卵できなかった場合に確認したいポイントは、以下の通りです。

  • 卵胞は何個育っていたか
  • 排卵誘発方法は合っていたか
  • 採卵前に排卵していなかったか
  • ホルモン値に問題はなかったか
  • 卵子が未成熟だったのか、卵子が回収できなかったのか
  • 精液所見や受精方法に問題はないか

20代で採卵できないと不安になりますが、すぐに年齢のせいと考える必要はありません。排卵誘発方法や採卵タイミングを中心に、次周期で見直せる点を確認しましょう。

30代前半で採卵できない場合

30代前半では、まだ段階的に治療方針を見直しやすい年代です。ただし、AMHが低い場合や採卵キャンセルが複数回続く場合は、早めに方針を確認する必要があります。

30代前半で採卵できなかった場合は、AMH、FSH、胞状卵胞数などの卵巣予備能に関する検査と、実際の卵巣反応をあわせて考えましょう。

確認したいポイントは、以下の通りです。

  • AMHやFSH、胞状卵胞数はどうだったか
  • 卵胞は育っていたか
  • 採卵キャンセルが偶発的なものか、繰り返しているのか
  • 刺激法を変える余地があるか
  • 採卵数、成熟卵数、受精率にどのような傾向があるか

1回の採卵キャンセルで過度に落ち込む必要はありません。一方で、同じ方法を繰り返すだけでよいのか、次周期に何を変更するのかは医師に確認しておくと安心です。

35〜39歳で採卵できない場合

35歳以降は、卵巣予備能と卵子の質の両方を意識して治療を考える時期です。

採卵できない場合は、AMHや胞状卵胞数だけでなく、治療に使える時間も踏まえて次周期の方針を考える必要があります。

35〜39歳で採卵できなかった場合に確認したいポイントは、以下の通りです。

  • 卵胞が育たなかったのか、採卵前に排卵していたのか
  • 卵胞は見えていたが卵子が回収できなかったのか
  • 刺激法を変更できるか
  • 採卵数が少なくても採卵する方針か
  • 体外受精を何周期試すか
  • 人工授精やタイミング法へ戻るべきか、採卵方針を見直すべきか

35〜39歳では、採卵できなかった原因を曖昧にしたまま次周期へ進むのではなく、見直しポイントを具体的に確認することが大切です。

また、体外受精の保険適用や、今後の治療期間についても早めに確認しておきましょう。

40代で採卵できない場合

40代では、採卵できない原因として、卵巣予備能の低下や卵胞数の減少が関係していることがあります。

ただし、40代でも周期によって卵胞が見えることはあります。1回採卵できなかったからといって、すぐに体外受精の可能性がなくなるわけではありません。

40代で採卵できなかった場合は、以下を確認しましょう。

  • AMH、FSH、胞状卵胞数はどうだったか
  • 採卵キャンセルが続いているか
  • 低刺激、自然周期、高刺激のどれが合うか
  • 1個採卵でも進める方針か
  • 40歳以上43歳未満か、43歳以上か
  • 保険適用の胚移植回数が残っているか
  • 自費治療をどこまで検討するか
  • セカンドオピニオンを受けるべきか

40代では、時間と費用の負担が大きくなりやすいため、「次周期に何を変えるのか」「何回まで採卵を試みるのか」を事前に相談することが重要です。

AMHが低い場合でも、採卵できる可能性がある周期もあります。数値だけで諦めるのではなく、採卵方針や治療の上限を含めて、医師と具体的に相談しましょう。

43歳以降で採卵できない場合

43歳以降では、体外受精や顕微授精が原則として保険適用外となり、自費治療を前提に考える場面が増えます。

採卵できない周期がある場合は、医学的な見通しだけでなく、費用、通院負担、治療の区切り、凍結胚の有無なども含めて考える必要があります。

43歳以降で確認したいポイントは、以下の通りです。

  • 自費で採卵を続ける意義をどう考えるか
  • 何周期まで採卵を試すか
  • 移植可能な凍結胚があるか
  • 採卵より移植を優先すべきか
  • 転院やセカンドオピニオンを検討するか
  • 治療を休む、または区切るタイミング

43歳以降では、焦って採卵を繰り返すだけでなく、納得して治療を進めるための相談体制も重要です。

年齢別の考え方まとめ

採卵できない原因は年齢だけではありませんが、年齢によって次周期に確認したいポイントは変わります。

年齢 考えられる主な要因 次周期で確認したいこと
20代 排卵誘発方法、採卵タイミング、PCOSなど 年齢以外の原因を確認する
30代前半 AMH、FSH、卵巣反応、刺激法の相性 刺激法の変更や採卵方針を確認する
35〜39歳 卵巣予備能、卵子の質、治療に使える時間 体外受精の継続方針を具体的に相談する
40〜42歳 卵胞数の減少、低AMH、保険適用回数 採卵回数・保険適用・自費治療を確認する
43歳以降 自費治療、採卵困難、治療の区切り セカンドオピニオンや治療上限も検討する

どの年代でも、1回の採卵キャンセルや空胞だけで今後の可能性がすべて決まるわけではありません。大切なのは、前周期の結果をもとに、次に何を見直せるかを確認することです。

採卵できなかった次周期に確認したいこと

採卵できなかったときは、落ち込んだ気持ちのまま次周期へ進んでしまうこともあります。

しかし、次周期の治療方針を決める前に、なぜ採卵できなかったのかを整理しておくことが大切です。

なぜ採卵できなかったのかを具体的に聞く

まずは、採卵できなかった理由を医師に具体的に確認しましょう。

確認したい質問例は、以下の通りです。

  • 卵胞は何個見えていたのか
  • 採卵できる大きさまで育っていたのか
  • 採卵前に排卵していた可能性はあるか
  • 空胞だったのか、未成熟卵だったのか
  • ホルモン値に問題はあったか
  • トリガーの反応はどうだったか
  • 次周期に何を変更できるか

「年齢のせいです」「AMHが低いからです」で終わらせず、どの工程でつまずいたのかを確認することが大切です。

原因がはっきりしない場合でも、次周期に診察間隔や刺激法、採卵日、トリガーをどう調整するのかを聞いておきましょう。

排卵誘発方法を見直せるか確認する

採卵できなかった場合、次周期では排卵誘発方法を変えることがあります。

見直し候補としては、以下のようなものがあります。

  • 刺激法を変える
  • 薬剤の種類や量を変える
  • 自然周期に近い方法を検討する
  • 低刺激にする
  • 採卵日を早める、または遅らせる
  • トリガーの種類や時間を変える
  • 採卵前の診察間隔を調整する

どの方法が合うかは、年齢、AMH、胞状卵胞数、ホルモン値、過去の採卵結果によって異なります。

前回と同じ方法で進める場合でも、「なぜ同じ方法でよいのか」「どの点を注意して見るのか」を確認しておくと安心です。

採卵数が少なくても進める方針か確認する

クリニックによっては、採卵できる卵胞が少ない場合に採卵を見送ることがあります。一方で、卵胞が1個でも採卵を試みる方針の施設もあります。

特に低AMHや40代では、採卵数が少ないことを前提に治療を考える場面があります。

確認したいことは、以下の通りです。

  • 卵胞が1個でも採卵する方針か
  • 何個以上なら採卵するのか
  • 採卵キャンセルの判断基準は何か
  • 採卵キャンセル時の費用はどうなるか
  • 採卵できた場合、初期胚移植・胚盤胞培養・凍結のどれを優先するか

採卵数が少ない場合は、採卵するかどうかだけでなく、採れた卵子をどう受精・培養・移植につなげるかも重要になります。

同じ方法を続けるか、セカンドオピニオンを受けるか

採卵できないことが1回だけであれば、次周期に方針を微調整して進める場合もあります。

しかし、採卵キャンセルが続く、空胞が続く、説明に納得できない、年齢的に時間が限られていると感じる場合は、セカンドオピニオンを受けることも選択肢です。

セカンドオピニオンでは、これまでの治療内容を整理して持参すると相談しやすくなります。

  • 年齢
  • AMH、FSH、E2などのホルモン値
  • 胞状卵胞数
  • 採卵周期の刺激法
  • 卵胞数とサイズ
  • トリガーの種類と時間
  • 採卵結果
  • 過去の受精率・胚盤胞到達率
  • 移植歴・流産歴
  • 精液検査結果

セカンドオピニオンは、必ず転院するためのものではありません。今の治療を続けるか、方針を変えるかを判断するための材料として活用できます。

採卵できないときにクリニック選びで確認したいポイント

採卵できない結果があった場合、次にどのクリニックで相談するかを考える方もいるでしょう。

クリニックを選ぶときは、体外受精に対応しているかだけでなく、採卵方針や培養方針、セカンドオピニオンの相談体制も確認しておくことが大切です。

低AMH・高年齢の採卵方針を相談できるか

低AMHや40代では、採卵数が少ないことを前提に治療方針を考える必要があります。

クリニックを選ぶ際は、以下の点を確認しましょう。

  • 低AMHの場合の排卵誘発方針
  • 40代の採卵方針
  • 卵胞が1個でも採卵を検討するか
  • 自然周期・低刺激・高刺激の選択肢があるか
  • 採卵キャンセル時にどのような説明があるか

同じ低AMHでも、適した刺激法や採卵方針は人によって異なります。自分の年齢や検査結果を踏まえて、複数の選択肢を説明してくれる医療機関を選ぶとよいでしょう。

採卵後の受精・培養方針まで説明してくれるか

採卵できる卵子数が少ない場合、採れた卵子をどう扱うかが重要になります。

たとえば、通常の体外受精にするのか、顕微授精を検討するのか、初期胚移植を行うのか、胚盤胞まで培養するのか、凍結するのか、新鮮胚移植を検討するのかなど、複数の判断があります。

確認したいことは、以下の通りです。

  • 体外受精と顕微授精のどちらを選ぶか
  • 精子所見が悪い場合の対応
  • 初期胚移植か胚盤胞培養か
  • 胚盤胞まで育てるか、早めに移植するか
  • 凍結胚移植と新鮮胚移植の考え方

採卵数が少ない場合は、1個の卵子や胚をどう扱うかが治療方針に大きく関わります。採卵前から、採卵後の方針も確認しておきましょう。

セカンドオピニオンや転院相談に対応しているか

採卵できない結果が続く場合、治療方針の見直しが必要になることがあります。

そのため、セカンドオピニオン、転院相談、治療歴の整理、培養士相談、不妊カウンセリングなどの体制があるかも確認しておくと安心です。

特に40代やAMHが低い方は、治療に使える時間が限られることがあります。「このまま同じ方法で続けてよいのか」「採卵方針を変えた方がよいのか」を早めに相談できる環境を選びましょう。

京都で採卵できない悩みを相談するなら

京都で採卵できない悩みを相談する場合は、体外受精・顕微授精に対応しているだけでなく、採卵方針、卵巣刺激法、培養方針、セカンドオピニオンの相談ができるかを確認しましょう。

ここでは、京都で不妊治療を相談しやすい候補を目的別に紹介します。

体外受精まで幅広く相談するなら:足立病院 生殖医療センター

足立病院 生殖医療センターは、京都市中京区にある不妊治療施設です。タイミング法や人工授精などの一般不妊治療から、体外受精、顕微授精、先進医療まで幅広く対応しています。

年齢や検査結果を踏まえながら、採卵方針、胚移植の進め方、治療のステップアップを相談したい方に候補となります。

採卵キャンセルや空胞があり、次周期の方針を整理したい方、一般不妊治療から高度生殖医療まで一貫して相談したい方に向いています。

不妊治療専門クリニックで方針を見直すなら:京都IVFクリニック

京都IVFクリニックは、京都市下京区にある不妊治療専門クリニックです。体外受精や顕微授精などの高度生殖医療を中心に相談できます。

採卵結果や胚発育に不安がある方、他院での治療後にセカンドオピニオンを検討している方にも候補となります。

採卵できなかった周期の刺激法、卵胞数、ホルモン値、トリガー、採卵結果などを整理して相談すると、今後の治療方針を考えやすくなるでしょう。

伏見区・山科区周辺で段階的に相談するなら:醍醐渡辺クリニック

醍醐渡辺クリニックは、京都市伏見区にある産婦人科クリニックです。一般不妊治療から体外受精・顕微授精まで対応しています。

不妊症看護認定看護師、生殖医療相談士、生殖心理カウンセラーなどのサポート体制も案内されており、治療中の不安や気持ちの揺れも相談しながら進めたい方に候補となります。

伏見区・山科区周辺で通いやすいクリニックを探している方や、採卵できなかった後の治療方針を段階的に相談したい方に向いています。

西京区・桂周辺で相談するなら:身原病院

身原病院は、京都市西京区の上桂駅前にある産婦人科病院です。タイミング法や人工授精などの一般不妊治療から、体外受精・顕微授精まで相談できます。

不妊カウンセラーや培養士に相談できる体制も案内されており、治療方針や費用、体外受精の流れについて事前に確認したい方に向いています。

西京区・桂周辺で通いやすい医療機関を探している方や、採卵への不安を相談したい方に候補となります。

採卵できなかったときに自分を責めすぎないで

採卵できなかったり、空胞と言われたりすると、「自分の身体が悪いのでは」「もう妊娠できないのでは」と感じてしまう方もいます。

しかし、採卵できない原因はひとつではありません。年齢、卵巣予備能、ホルモン値、排卵誘発方法、採卵タイミング、周期ごとの卵巣反応など、複数の要素が関係します。

1回の採卵キャンセルや空胞だけで、今後の可能性がすべて決まるわけではありません。次周期に卵胞の育ち方が変わることもありますし、刺激法や採卵タイミングの調整で方針が変わることもあります。

大切なのは、結果を自分のせいにすることではなく、次に何を確認し、何を見直せるかを整理することです。

説明に納得できない場合や、不安が強い場合は、主治医だけでなく、看護師、培養士、不妊カウンセラー、セカンドオピニオンを活用することも検討しましょう。

採卵できない原因と次周期についてよくある質問

Q:採卵できないのは年齢のせいですか?

A:年齢が関係することはありますが、採卵できない原因は年齢だけではありません。卵胞が育たない、採卵前に排卵してしまった、空胞だった、排卵誘発方法が合っていなかったなど、複数の要因が考えられます。年齢だけで判断せず、採卵できなかった理由を医師に具体的に確認しましょう。

Q:卵胞が見えていたのに卵子が取れないことはありますか?

A:あります。超音波で卵胞が見えていても、採卵時に卵子が回収できないことがあります。卵子が未成熟だった、卵胞からうまく離れなかった、採卵タイミングやホルモン反応が合わなかったなどの可能性があります。

Q:空胞があったら次周期も採卵できませんか?

A:1回空胞だったからといって、次周期も必ず採卵できないわけではありません。次周期では、排卵誘発法、採卵日、トリガーの種類や時間、ホルモン値などを見直すことがあります。前周期の結果をもとに、次に何を変更できるか確認しましょう。

Q:AMHが低いと採卵できませんか?

A:AMHが低いと採卵できる卵子数が少なくなる可能性がありますが、必ず採卵できないわけではありません。AMHは卵子の数の目安であり、卵子の質や妊娠の可否を直接示すものではありません。胞状卵胞数やホルモン値、実際の卵巣反応とあわせて判断します。

Q:採卵キャンセルが続く場合は転院した方がいいですか?

A:すぐに転院が必要とは限りません。ただし、採卵キャンセルが続く、空胞が続く、説明に納得できない、年齢的に時間が限られていると感じる場合は、セカンドオピニオンを受けることも選択肢です。治療歴や検査結果を整理して相談するとよいでしょう。

Q:40代で採卵できない場合、体外受精はもう難しいですか?

A:40代では採卵数が少なくなることがありますが、1回採卵できなかっただけで可能性がなくなるわけではありません。ただし、保険適用の年齢・回数制限や自費治療の負担もあるため、次周期の方針、採卵回数の目安、セカンドオピニオンの必要性を早めに相談しましょう。

まとめ

採卵できない原因は、年齢だけで決まるものではありません。卵胞が育たない、採卵前に排卵してしまった、卵胞はあったのに卵子が回収できなかった、AMHが低い、排卵誘発方法や採卵タイミングが合っていなかったなど、複数の要因が考えられます。

20代や30代前半では、排卵誘発方法やホルモン値、卵胞発育の見直しが中心になります。35歳以降では、AMHや卵巣予備能、治療に使える時間も意識する必要があります。40代や43歳以降では、採卵方針、保険適用、自費治療、セカンドオピニオンも含めて現実的に考えることが大切です。

採卵できなかった場合は、「次も同じかもしれない」と不安になる前に、なぜ採卵できなかったのか、次周期に何を変えられるのかを医師に確認しましょう。

納得できない場合や採卵キャンセルが続く場合は、セカンドオピニオンや転院相談も選択肢になります。京都で相談する場合は、体外受精・顕微授精に対応しているか、低AMHや高年齢の採卵方針を相談できるか、培養方針やカウンセリング体制があるかを確認しましょう。

採卵できなかった結果だけで自分を責めすぎず、次にできる確認と見直しを一つずつ整理していくことが大切です。

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※1参照元:足立病院「数字でわかる足立病院」https://www.adachi-hospital.com/numbers/
※2参照元:足立病院「体外受精(凍結融解胚移植)による35歳未満の妊娠率(2024年度実績)」https://www.adachi-hospital.com/infertility/achievements/
※3参照元:日本産婦人科学会「ART臨床実施成績データ2022(PDF)」https://www.jsog.or.jp/activity/art/2022_JSOG-ART.pdf