京で妊娠 京都の不妊治療ガイド » 京都市の不妊治療お役立ち情報 » 京都でプレコンセプションケアを相談できるクリニック

京都でプレコンセプションケアを相談できるクリニック

公開日: |最終更新日時:

目次

京都でプレコンセプションケアを
相談したい方へ

「いつかは子どもがほしいけれど、今から準備しておくことはある?」「持病や飲んでいる薬が、将来の妊娠に影響しないか心配」と感じている方もいるでしょう。

プレコンセプションケアとは、将来の妊娠・出産を含めたライフプランを考えながら、現在の健康状態や生活習慣と向き合う取り組みです。

妊活を始めている方だけでなく、すぐに妊娠する予定がない若い世代や、将来妊娠するかどうかをまだ決めていない方も対象になります。また、女性だけでなく、男性やパートナーも一緒に考えることが大切です。

プレコンセプションケアで確認するのは、婦人科検査だけではありません。月経、持病、服薬、予防接種、食事、体重、運動、喫煙、飲酒、睡眠、メンタルヘルスなど、現在の健康全体を見直します。

このページでは、京都でプレコンセプションケアに関連する相談ができるクリニックを紹介するとともに、妊活前に確認しておきたいことや、相談先の選び方を解説します。

京都でプレコンセプションケアを
相談できるクリニック

京都には、「プレコンセプションケア外来」という名称を掲げている医療機関だけでなく、妊活相談、妊娠前相談、ブライダルチェック、婦人科診療、不妊相談などを通じて、妊娠前の健康について相談できるクリニックがあります。

ただし、対応する内容は医療機関によって異なります。婦人科検査を中心に行うクリニックもあれば、生活習慣、漢方、持病、不妊治療まで相談できる医療機関もあります。

「プレコンセプションケア」という名称の有無だけではなく、自分が相談したい内容に対応しているかを確認して受診先を選びましょう。

以下の情報はサイト調査時点の内容をもとに整理しています。診療内容、費用、予約方法などは変更される場合があるため、受診前に必ず各医療機関の公式サイトまたは電話でご確認ください。

クリニック 主な相談内容 特徴 エリア
足立病院 四条烏丸
レディースクリニック
妊活相談、婦人科診療、不妊検査 検査から不妊治療まで関連施設と連携 四条烏丸
田村秀子婦人科医院 妊活相談、婦人科診療、漢方・生活相談 身体全体を見ながら妊娠に向けた準備を相談 烏丸御池
京都駅前 婦人科
まりこクリニック
婦人科症状、検診、妊娠前の健康相談 京都駅から通いやすい女性向けクリニック 京都駅
石原クリニック ブライダルチェック、不妊相談、婦人科・内科診療 婦人科だけでなく全身の健康も相談可能 伏見区
ウィメンズライフ
クリニックやましな
ブライダルチェック、不妊相談、婦人科診療 月経や婦人科症状を含めて相談 山科駅周辺
曽我産婦人科クリニック 妊活相談、パートナー検診、婦人科検査 カップルで妊娠前の検査を相談可能 宇治市
池田産婦人科医院 妊活指導、婦人科診療、女性漢方 生活や体調を踏まえた妊活前の相談 伏見区

足立病院 四条烏丸
レディースクリニック

足立病院 四条烏丸レディースクリニックは、京都市中京区にある婦人科・不妊治療クリニックです。妊活を始める前の相談や婦人科診療、不妊検査などに対応しています。

「将来妊娠を考えているが、まず何を確認すればよいか分からない」「月経不順や生理痛が気になる」といった段階から相談できます。

タイミング法や人工授精などの一般不妊治療にも対応しており、体外受精・顕微授精などの高度生殖医療が必要になった場合は、足立病院 生殖医療センターと連携しています。

妊活前の相談から検査、必要になった場合の不妊治療まで、継続して相談できる医療機関を探している方に検討しやすいクリニックです。

主な相談内容 妊活相談、月経・婦人科症状、不妊検査、タイミング法、人工授精など
所在地 京都府京都市中京区東洞院通四条上る阪東屋町667 プラスパー河野ビル3階
アクセス 阪急「烏丸駅」・地下鉄「四条駅」20番出口より徒歩2分
予約 予約制・WEB予約対応
電話番号 075-253-2465
公式サイト https://www.shijo-karasuma-lc.com/

田村秀子婦人科医院

田村秀子婦人科医院は、京都市中京区の烏丸御池エリアにある婦人科医院です。不妊相談や一般婦人科診療に加え、漢方や食事、生活習慣などを含めた相談に対応しています。

月経周期や婦人科疾患だけでなく、冷え、睡眠、食生活、ストレスなど、身体全体の状態を見ながら妊娠に向けた準備を相談したい方に向いています。

将来の妊娠を考えているものの、すぐに不妊治療を始めたいわけではない方や、まずは現在の体調や生活を見直したい方にも相談しやすい医療機関です。

女性医師による診療を受けられるほか、オンラインでの漢方相談にも対応しています。具体的な診療範囲や検査内容は、予約時に確認しましょう。

主な相談内容 妊活相談、不妊相談、月経・婦人科症状、漢方、食事・生活習慣など
所在地 京都府京都市中京区御池高倉東入ル御所八幡町229
アクセス 地下鉄「烏丸御池駅」より徒歩3分
電話番号 075-213-0523
公式サイト https://tamura-hideko.com/

京都駅前 婦人科
まりこクリニック

京都駅前 婦人科まりこクリニックは、京都駅から通いやすい場所にある婦人科クリニックです。月経不順、生理痛、PMS、不正出血、おりものの異常など、女性に起こりやすいさまざまな症状を相談できます。

プレコンセプションケアでは、将来の妊娠だけを見るのではなく、現在の月経や婦人科の状態を把握することが大切です。「強い生理痛があるのが当たり前になっている」「月経周期が安定しない」といった場合は、妊活を始める前から婦人科へ相談しましょう。

京都駅を利用する方にとって通いやすく、仕事や学校と両立しながら婦人科相談を始めたい方にも検討しやすいクリニックです。

主な相談内容 月経不順、生理痛、PMS、不正出血、婦人科検診、妊娠前の健康相談など
所在地 京都府京都市南区東九条上殿田町40-6 上殿田ビル2階
アクセス JR・地下鉄・近鉄「京都駅」八条口より徒歩圏内
予約 WEB予約対応
公式サイト https://mariko-clinic.com/

石原クリニック

石原クリニックは、京都市伏見区にある産婦人科・内科クリニックです。ブライダルチェック、不妊相談、婦人科検診、生理不順、月経困難症、性感染症などを相談できます。

産婦人科だけでなく内科も併設しているため、婦人科の状態に加えて、高血圧、糖尿病、脂質異常症など、妊娠前に確認したい全身の健康についても相談できます。

妊娠前には、子宮や卵巣の状態だけでなく、持病が適切に管理されているかを確認することも大切です。婦人科と内科の両面から相談できることは、生活習慣病や健康診断の数値が気になる方にとって選択肢のひとつになります。

主な相談内容 ブライダルチェック、不妊相談、婦人科検診、性感染症、内科診療など
所在地 京都府京都市伏見区桃山毛利長門西町47-1
アクセス 近鉄「近鉄丹波橋駅」より徒歩5分/京阪「丹波橋駅」より徒歩6分
電話番号 075-602-0030
公式サイト https://www.ishihara-ldcl.jp/

ウィメンズライフ
クリニックやましな

ウィメンズライフクリニックやましなは、京都市山科区にある婦人科・産婦人科クリニックです。ブライダルチェック、不妊相談、婦人科検診のほか、思春期から更年期まで、女性のライフステージに応じた相談に対応しています。

月経不順、強い生理痛、PMS、不正出血、性交痛などがある場合は、将来の妊娠を考える前から婦人科で確認することが大切です。

山科駅から徒歩圏内にあり、平日の夜間や土曜午前の診療にも対応しています。仕事や学校に通いながら、妊活前の健康について相談したい方にも検討しやすいクリニックです。

主な相談内容 ブライダルチェック、不妊相談、婦人科検診、月経・婦人科症状など
所在地 京都府京都市山科区竹鼻竹ノ街道町3-3
アクセス 地下鉄東西線「山科駅」JR口より徒歩4分
予約 電話予約・インターネット予約に対応
電話番号 075-632-8488
公式サイト https://wlc.kyoto/

曽我産婦人科クリニック

曽我産婦人科クリニックは、京都府宇治市にある産婦人科クリニックです。妊活相談や一般不妊治療に対応しており、妊娠を考えている方を対象としたパートナー検診も案内しています。

女性の内診・超音波検査や感染症検査などに加えて、パートナーと一緒に妊娠前の健康について相談したい方にも選択肢となります。

妊娠・出産に関係する健康管理は女性だけの課題ではありません。生活習慣や感染症、男性側の状態も含めて夫婦で確認したい方は、男性の検査内容や受診方法を事前に問い合わせましょう。

主な相談内容 妊活相談、パートナー検診、婦人科検査、感染症検査、一般不妊治療など
所在地 京都府宇治市伊勢田町大谷61-22
アクセス JR「小倉駅」より徒歩約7分/近鉄「小倉駅」より徒歩約10分
予約 完全予約制
電話番号 0774-20-0006
公式サイト https://www.soga-maternity.jp/

池田産婦人科医院

池田産婦人科医院は、京都市伏見区にある産婦人科医院です。妊活指導、婦人科診療、女性漢方内科などに対応しています。

妊娠に向けて、月経周期、冷え、睡眠、疲れやすさ、食生活など、現在の体調を見直したい方に検討しやすい医院です。

漢方薬を含め、薬やサプリメントは妊娠への影響を考慮する必要があります。現在服用しているものがある場合は、商品名や処方内容が分かるものを持参し、医師へ相談しましょう。

人工授精や体外受精を希望する場合は、対応する不妊治療クリニックへの受診が必要になることがあります。診療範囲を確認したうえで相談してください。

主な相談内容 妊活指導、婦人科診療、女性漢方、月経・体調に関する相談など
所在地 京都府京都市伏見区桃山町養斉20-12
アクセス 京阪宇治線「桃山南口駅」より徒歩3分
予約 WEB予約対応
電話番号 075-601-7276
公式サイト https://ikeda-obgy.com/

プレコンセプションケアとは?

プレコンセプションケアの「プレコンセプション」は、「妊娠前」という意味です。

ただし、妊娠直前に検査を受けることだけを指すわけではありません。若い時期から将来のライフプランを考え、自分の身体や生活習慣、持病などを確認し、より健康な状態を目指す取り組みです。

プレコンセプションケアの対象は、妊活中の女性に限られません。

  • いつか妊娠・出産したいと考えている方
  • 妊娠を希望する時期を決めていない方
  • 将来妊娠するかどうかをまだ決めていない方
  • 月経や婦人科症状が気になる若い世代
  • 持病や服薬がある方
  • 妊活を始める男性やパートナー

プレコンセプションケアは、将来の妊娠を保証するものではありません。今の健康を見直し、必要な治療や予防、生活習慣の改善につなげるための考え方です。

プレコンセプションケアと
ブライダルチェックの違い

プレコンセプションケアとブライダルチェックは、どちらも妊娠前の健康に関係しますが、目的や対象範囲が異なります。

比較項目 プレコンセプションケア ブライダルチェック
主な目的 将来の妊娠を含む長期的な健康管理 妊娠前の身体や感染症の状態を検査する
主な対象 若年層、男女、妊娠予定が未定の方も含む 結婚前後や妊活開始前の方が中心
主な内容 持病、服薬、生活習慣、予防接種、検査、ライフプラン 婦人科検査、感染症検査、血液検査など
男性への対応 男性の生活習慣や健康、妊孕性も対象 医療機関によって精液検査などに対応
相談の範囲 現在と将来の健康全般 検査と結果説明が中心になりやすい

子宮・卵巣の状態や感染症、AMHなど、具体的な検査を受けられる京都のクリニックを知りたい方は、以下の記事もご確認ください。

プレコンセプションケアは
いつから始める?

妊活を始める直前でなくてもよい

プレコンセプションケアを始める時期に、決まった年齢はありません。すぐに妊娠する予定がない若い世代でも、月経、婦人科症状、生活習慣、性感染症などについて知っておくことは、現在と将来の健康管理につながります。

特に、強い生理痛、月経不順、無月経、不正出血などがある場合は、「妊活を始めるまで待つ」のではなく、早めに婦人科を受診しましょう。

妊娠を希望する数か月前から
相談する

予防接種、持病の治療、服薬内容の変更、体重や生活習慣の見直しには時間がかかることがあります。

妊娠を希望する時期がある程度決まっている場合は、妊活開始の数か月前から、かかりつけ医や婦人科へ相談すると準備を進めやすくなります。

持病や服薬がある場合は
早めに相談する

糖尿病、高血圧、甲状腺疾患、てんかん、心疾患、腎疾患、膠原病、精神疾患などの持病がある場合は、妊娠前に病状や治療内容を確認することが大切です。

妊娠を希望しているからといって、自己判断で薬を中止してはいけません。薬を中止することで持病が悪化し、妊娠や本人の健康に影響する可能性があります。

処方している医師と産婦人科医の両方に相談し、必要に応じて薬の種類や量、治療方針を調整してもらいましょう。

男性も妊活前から
健康管理を始める

妊娠に向けた準備は、女性だけが行うものではありません。男性の喫煙、飲酒、肥満、睡眠不足、持病、服薬なども、健康や妊孕性に関係する可能性があります。

夫婦で妊活を始める場合は、男性も生活習慣を見直し、必要に応じて精液検査や泌尿器科への相談を検討しましょう。

プレコンセプションケアで
相談できること

月経や婦人科症状

月経は、女性の健康状態を知る手掛かりのひとつです。月経周期が大きく乱れている、3か月以上月経がない、日常生活に支障が出るほど生理痛が強い場合などは、婦人科へ相談しましょう。

月経不順や強い生理痛の背景に、排卵障害、子宮内膜症、子宮筋腫、多嚢胞性卵巣症候群などが隠れていることがあります。

「昔からこうだから」「体質だから」と放置せず、妊活を始める前から状態を確認することが大切です。

持病と妊娠

妊娠すると、循環する血液量やホルモンバランスなど、身体にさまざまな変化が起こります。持病の種類や状態によっては、妊娠前に治療内容を調整する必要があります。

妊娠前に相談しておきたい持病として、次のような病気が挙げられます。

  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 甲状腺疾患
  • 心疾患
  • 腎疾患
  • てんかん
  • 膠原病・自己免疫疾患
  • 精神疾患
  • 子宮内膜症・子宮筋腫などの婦人科疾患

持病があるから妊娠できないと決まるわけではありません。病状を適切に管理し、専門医と産婦人科医が連携することが重要です。

服薬と妊娠

処方薬、市販薬、漢方薬、サプリメントの中には、妊娠前から注意が必要なものがあります。一方で、妊娠中も治療を継続したほうがよい病気や薬もあります。

妊娠を希望している場合は、現在使用しているものを一覧にして、医師や薬剤師へ伝えましょう。

  • 病院で処方されている薬
  • 市販の風邪薬・鎮痛薬など
  • 漢方薬
  • 健康食品・サプリメント
  • 外用薬・点眼薬
  • 低用量ピル
  • ニキビや皮膚疾患の治療薬

自己判断で服用を中止したり、量を減らしたりせず、処方医へ妊娠希望を伝えてください。

予防接種と感染症

妊娠中に感染すると、本人や胎児へ影響する可能性がある感染症があります。妊娠前に予防接種歴や抗体の有無を確認しましょう。

特に風疹については、抗体検査や予防接種を妊娠前に検討します。ワクチンの種類によっては、接種後に一定期間妊娠を避ける必要があります。

また、クラミジア、淋菌、梅毒、HIV、B型肝炎、C型肝炎などの感染症検査も、必要に応じて検討します。

利用できる検査や予防接種、自治体の制度は、居住地や年齢などによって異なります。最新情報は、京都府・京都市や各医療機関の公式情報をご確認ください。

食事と栄養

特定の食品だけを食べれば妊娠しやすくなるわけではありません。主食、主菜、副菜を組み合わせ、さまざまな食品から栄養を取ることが基本です。

妊娠前から意識したい栄養素として、葉酸、鉄、カルシウム、ビタミンDなどが挙げられます。ただし、サプリメントを多く摂取すればよいわけではありません。

極端な食事制限をしている方、食物アレルギーがある方、持病による食事療法を行っている方は、医師や管理栄養士へ相談しましょう。

体重と運動

極端なやせや肥満は、月経や排卵、妊娠中の健康に影響する可能性があります。ただし、体重だけで健康状態を判断することはできません。

無理なダイエットや急激な減量は避け、食事、運動、持病、月経の状態を含めて、自分に合った目標を医療者と相談しましょう。

適度な運動は健康維持に役立ちますが、過度な運動や栄養不足によって月経が止まっている場合は、早めの受診が必要です。

喫煙・飲酒・睡眠

本人の喫煙だけでなく、パートナーや周囲からの受動喫煙も含めて見直すことが大切です。妊娠を希望する場合は、男女ともに禁煙について相談しましょう。

飲酒習慣、不規則な勤務、睡眠不足、慢性的なストレスなども、現在の健康を考えるうえで確認したい項目です。

一度にすべてを変えようとするのではなく、続けられる方法を医師や専門職と相談してください。

こころの健康

妊娠・出産について考えると、仕事やキャリア、経済面、パートナーとの関係など、さまざまな不安が生じることがあります。

精神科や心療内科へ通院している方は、妊娠希望について主治医へ伝えましょう。薬の調整が必要な場合でも、自己判断で中止せず、産婦人科と連携してもらうことが大切です。

妊娠を希望する時期や、子どもを持つことについてパートナーとの意見が異なる場合もあります。プレコンセプションケアを、互いの考えを話し合うきっかけにしましょう。

男性の健康と妊孕性

男性側の健康管理もプレコンセプションケアの一部です。喫煙、過度な飲酒、肥満、睡眠不足、持病、服薬などについて見直します。

次のような場合は、精液検査や男性不妊を扱う泌尿器科への相談も検討しましょう。

  • 一定期間妊活を続けても妊娠しない
  • 精巣の痛みや腫れがある
  • 精索静脈瘤を指摘されたことがある
  • 精巣や鼠径部の手術歴がある
  • 抗がん剤・放射線治療を受けたことがある
  • 性機能や射精について不安がある

妊活前に確認したい
プレコンセプションケアチェックリスト

確認項目 確認したい内容
月経 周期が大きく乱れていないか、強い痛みや不正出血がないか
持病 妊娠前に病状や治療内容を調整する必要がないか
服薬 妊娠前・妊娠中の使用について医師へ確認しているか
予防接種 風疹などの接種歴や抗体の有無を確認しているか
感染症 性感染症などの検査が必要ではないか
食事 極端な食事制限をせず、バランスよく食べられているか
体重 急激な増減や、やせ・肥満による健康への影響がないか
運動 無理なく継続できる運動習慣があるか
喫煙・飲酒 本人とパートナーの習慣を見直せるか
睡眠 睡眠不足や不規則な生活が続いていないか
歯科 虫歯や歯周病の治療、定期検診を受けているか
メンタルヘルス 不安やストレスについて相談できる場所があるか
男性側 生活習慣や持病、精液検査について確認が必要ではないか
ライフプラン 妊娠を希望する時期や仕事との両立をパートナーと話しているか

婦人科・不妊治療クリニック・
総合病院のどこに相談する?

一般の婦人科が向いている方

次のような場合は、まず一般の婦人科への相談を検討します。

  • 月経不順や強い生理痛がある
  • 妊活前の婦人科検診を受けたい
  • 感染症や予防接種について相談したい
  • まだ具体的な妊活は始めていない
  • 低用量ピルや婦人科の薬について相談したい

不妊治療クリニックが
向いている方

次のような場合は、不妊治療に対応するクリニックが相談先の候補になります。

  • AMH検査やホルモン検査を受けたい
  • 精液検査を含めて夫婦で検査したい
  • 年齢を踏まえて妊活計画を立てたい
  • すでに妊活を始めている
  • 一定期間妊活を続けても妊娠しない
  • 不妊治療まで継続して相談したい

総合病院・大学病院が
向いている方

持病がある方や、複数の診療科による管理が必要な方は、総合病院や大学病院への相談が必要になることがあります。

  • 糖尿病、心疾患、腎疾患などの持病がある
  • 複数の薬を服用している
  • 大きな手術や治療を受けたことがある
  • がん治療前後の妊孕性について相談したい
  • 過去の妊娠で重い合併症があった
  • 精神科など複数の診療科との連携が必要

大学病院や総合病院では、原則として紹介状が必要な場合があります。まずは持病を診ている主治医や、かかりつけの婦人科へ相談しましょう。

男性不妊を扱う泌尿器科が
向いている方

精液検査で異常を指摘された場合や、精巣・性機能に関する症状がある場合は、男性不妊を扱う泌尿器科へ相談します。

精液所見は体調などによって変動することがあるため、一度の検査結果だけで自己判断せず、医師から説明を受けましょう。

京都で相談先を選ぶ際の
確認ポイント

相談したい内容に対応しているか

医療機関の公式サイトに「プレコンセプションケア」と書かれていても、対応範囲はそれぞれ異なります。

持病や服薬、生活習慣、男性側の健康など、何を相談したいのかを整理し、予約時に対応可能かを確認しましょう。

検査後に説明を受けられるか

検査は、数値を知ること自体が目的ではありません。結果を踏まえ、現在の健康管理や今後の妊活にどうつなげるかを医師へ相談することが大切です。

検査結果の説明が料金に含まれるか、再受診が必要か、オンラインで相談できるかも確認しましょう。

持病の専門医と連携できるか

持病がある場合、産婦人科だけで治療方針を決めることはできません。持病を診ている主治医と産婦人科が連携できるかを確認します。

お薬手帳、検査結果、紹介状などが必要になる場合があるため、受診前に準備するものを問い合わせましょう。

男性やパートナーも
相談できるか

女性のみを対象としたクリニックもあれば、夫婦での相談や男性の精液検査に対応する医療機関もあります。

パートナーと一緒に受診したい場合は、同伴の可否、男性検査の有無、予約方法を確認してください。

生活習慣や栄養について
相談できるか

医師による診察だけでなく、管理栄養士、助産師、看護師、薬剤師などへ相談できる医療機関もあります。

食事、体重、薬、生活習慣などについて詳しく相談したい場合は、どのような専門職が対応しているかも確認しましょう。

妊活開始後も継続して通えるか

妊活を始めた後に不妊検査や治療が必要になることもあります。一般不妊治療や体外受精に対応しているか、必要になった場合の紹介先があるかも、クリニックを選ぶポイントです。

プレコンセプションケアの
費用と保険適用

症状のない方が希望して受ける妊娠前相談や検査は、自費診療となる場合があります。

一方、月経不順、強い生理痛、不正出血などの症状があり、医師が診療上必要と判断した検査や治療には、健康保険が適用されることがあります。

同じ検査でも、受診理由や症状の有無によって取り扱いが異なる可能性があります。予約時または初診時に確認しましょう。

項目 確認したいポイント
初診・相談 初診料やカウンセリング料が必要か
婦人科検査 超音波検査や子宮頸がん検査が含まれているか
血液検査 風疹抗体、感染症、甲状腺などの検査範囲
AMH検査 基本プランに含まれるか、オプションか
男性検査 精液検査や男性の診察に対応しているか
栄養相談 管理栄養士などへの相談が別料金か
結果説明 結果説明料や再診料が必要か

風疹抗体検査、予防接種、子宮頸がん検診などでは、自治体の制度を利用できる場合があります。京都府やお住まいの自治体の最新情報も確認してください。

京都のプレコンセプションケアに
関するよくある質問

妊娠の予定がなくても
相談できますか?

プレコンセプションケアは、すぐに妊娠を希望している方だけを対象とするものではありません。

妊娠を希望する時期が未定の方や、将来子どもを持つかどうかをまだ決めていない方も、現在の健康や生活習慣について相談できます。

何歳から始めればよいですか?

プレコンセプションケアを始める年齢に、明確な決まりはありません。若い時期から月経、性感染症、生活習慣、持病などについて知り、自分の健康を管理することが基本です。

月経や体調に気になることがある場合は、妊娠を考える年齢になるまで待たずに受診しましょう。

女性だけが受けるものですか?

プレコンセプションケアは、男性も対象です。妊娠・出産は女性の身体で起こりますが、男性の健康状態や生活習慣も、夫婦の健康や妊活に関係します。

妊活を始める際は、女性だけに負担を集中させず、夫婦で健康管理や検査について話し合いましょう。

相談や検査を受ければ
将来妊娠できるか分かりますか?

プレコンセプションケアや妊活検査は、将来の妊娠を保証するものではありません。

現在の健康状態や妊娠に関係する一部の項目を確認し、必要な治療や生活習慣の見直しにつなげるものです。検査結果に異常がなくても、将来必ず妊娠できるとは限りません。

AMH検査を受ければ
卵子の質が分かりますか?

AMHは、卵巣内に残っている卵子の数の目安となる卵巣予備能を推測する検査です。

AMHの数値だけで、卵子の質や自然妊娠のしやすさを判断することはできません。年齢や月経周期、超音波検査などとあわせて、医師から説明を受けましょう。

持病の薬は妊活前に
やめるべきですか?

自己判断で薬をやめてはいけません。薬の中には妊娠前から調整が必要なものがある一方、病状を安定させるために継続が必要な薬もあります。

妊娠を考えていることを処方医へ伝え、産婦人科医とも相談しながら治療方針を決めてください。

パートナーと一緒に
受診できますか?

夫婦やパートナーでの相談に対応している医療機関もあります。ただし、女性のみを対象としているクリニックや、同伴できる時間帯が限られている場合もあります。

予約時に、パートナーの同伴、男性の検査、夫婦での結果説明に対応しているかを確認しましょう。

プレコンセプションケアは
保険適用されますか?

健康な方が希望して受ける相談や検査は、自費診療となることがあります。

月経不順などの症状がある場合や、持病の診療として検査・治療が必要な場合は、健康保険が適用される可能性があります。医療機関へ受診目的を伝え、費用を確認してください。

将来のために、今の健康について
相談しよう

プレコンセプションケアは、「今すぐ妊娠する人だけの準備」ではありません。

将来の妊娠・出産を含めたライフプランを考えながら、現在の健康状態や生活習慣を確認し、必要な治療、予防接種、検査につなげる取り組みです。

まずは、次のようなことを整理してみましょう。

  • 月経や婦人科症状で気になることはないか
  • 治療中の持病はないか
  • 服用している薬やサプリメントはないか
  • 妊娠を希望する時期はいつごろか
  • 予防接種歴を確認できているか
  • 食事や体重、睡眠で気になることはないか
  • 本人やパートナーに喫煙・飲酒習慣はないか
  • 妊娠や出産について不安に思っていることはないか
  • パートナーと将来の希望を話し合えているか

「何を相談すればよいか分からない」という段階でも問題ありません。月経や婦人科症状が気になる場合は一般婦人科へ、具体的な妊活計画や検査を相談したい場合は不妊治療クリニックへ、持病がある場合は現在の主治医へ相談することから始めましょう。

プレコンセプションケアは、妊娠のためだけではなく、現在の自分自身の健康を守ることにもつながります。将来の選択肢を考えるためにも、気になることがあれば早めに医療機関へ相談してください。

京都にある不妊治療の
クリニック・病院
おすすめ3選

不妊治療や生殖補助医療に関する高度な専門知識と技術を持つ「日本生殖医学会認定生殖医療専門医」が常勤で在籍しているクリニック・病院の中から、治療の目的別に優れた病院・クリニック3院をご紹介します(2025年3月調査時点)。

体外受精の
相談をするなら
足立病院 生殖医療センター
足立病院 生殖医療センター
引用元:足立病院 生殖医療センター公式HP
(https://www.adachi-hospital.com/infertility/)
おすすめの理由

2001年からの不妊治療による累計妊娠数は3万人以上(2025年4月調査時点)※1。チーム医療による総合力で、35歳未満の方の体外受精(融解胚移植)による妊娠率は53.4%※2(2024年度実績)と全国平均の48.6%※3よりも高い実績です。

妊娠しやすい身体づくりの
相談をするなら
田村秀子婦人科医院
田村秀子婦人科医院
引用元:田村秀子婦人科医院公式HP
(https://tamura-hideko.com/)
おすすめの理由

不妊治療に取り組む患者の妊娠しやすい身体作りをサポートするため、専門薬剤師(ウィメンズ漢方)によるオンライン漢方相談を実施。医師によるタイミング療法の指導などと合わせることで、できるだけ自然に近い治療で子どもを授かることができるよう尽力しています。

男性不妊治療の
相談をするなら
いちおか泌尿器科クリニック
いちおか泌尿器科クリニック
引用元:いちおか泌尿器科クリニック公式HP
(https://ichioka-urological-clinic.com/)
おすすめの理由

男性不妊に特化した日本生殖医学会認定生殖医療専門医が在籍する泌尿器科クリニック。男性不妊治療である精索静脈瘤に対する顕微鏡下手術、無精子症に対する顕微鏡下精巣精子回収術(micro-TESE)などの日帰り手術も可能で、忙しい方でもスケジュールの調整がしやすくなっています。

※1参照元:足立病院「数字でわかる足立病院」https://www.adachi-hospital.com/numbers/
※2参照元:足立病院「体外受精(凍結融解胚移植)による35歳未満の妊娠率(2024年度実績)」https://www.adachi-hospital.com/infertility/achievements/
※3参照元:日本産婦人科学会「ART臨床実施成績データ2022(PDF)」https://www.jsog.or.jp/activity/art/2022_JSOG-ART.pdf