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体外受精を検討するとき、「何回くらい通院するのか」「仕事をしながら通えるのか」と不安を感じる方は少なくありません。
体外受精では、卵胞の成長やホルモン値を確認しながら採卵日を決めるため、特に排卵誘発から採卵前に通院が増えやすくなります。ただし、必要な通院回数は、排卵誘発法、卵巣の反応、新鮮胚移植か凍結胚移植か、医療機関の診療体制などによって異なります。
また、「1周期」の範囲によっても通院回数は変わります。採卵周期だけを数える場合と、事前検査、凍結胚移植、妊娠判定後の診察まで含める場合では、必要な回数が同じではありません。
この記事では、体外受精の通院を、治療開始前、採卵周期、新鮮胚移植、凍結胚移植、妊娠判定後に分け、それぞれの通院内容や日程の決まり方を解説します。
本記事で紹介するスケジュールは一般的な例です。実際の通院回数や日程は、身体の状態、治療方法、医療機関の方針によって異なります。治療開始前に、通院先で自分の場合の見通しを確認してください。
体外受精の通院回数を考えるときは、初診から妊娠判定までをまとめて数えるのではなく、治療工程ごとに分けて考えることが大切です。
| 治療工程 | 通院の特徴 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 治療開始前 | 検査内容によって複数回になることがある | 初診、採血、超音波検査、精液検査、治療説明 |
| 採卵周期 | 最も通院が増えやすい | 卵胞チェック、採血、薬の調整、採卵 |
| 新鮮胚移植 | 採卵後、同じ周期に移植日の通院が加わる | 胚移植、妊娠判定 |
| 凍結胚移植周期 | 採卵周期とは別に通院が必要 | 排卵・子宮内膜の確認、胚移植、妊娠判定 |
| 妊娠判定後 | 妊娠経過を確認するために通院する | 胎嚢確認、心拍確認など |
「体外受精は1周期に何回通うのか」という疑問に、一つの数字で答えるのは困難です。
体外受精では、採卵した周期に新鮮胚移植を行う場合と、胚をいったん凍結し、別の周期に凍結融解胚移植を行う場合があります。
凍結胚移植を行う場合は、採卵周期とは別に、子宮内膜や排卵の状態を確認するための通院が必要です。妊娠判定が陽性となった後も、胎嚢や心拍を確認するために受診します。
そのため、「採卵周期だけの通院」と「採卵から移植・妊娠判定までの通院」を区別して確認することが重要です。
体外受精で特に通院が増えやすいのは、排卵誘発を開始してから採卵日が決まるまでの期間です。
この期間は、超音波検査で卵胞の大きさや数を確認し、必要に応じて血液検査でホルモン値を測定します。その結果をもとに、薬の量や次回受診日、採卵日を決めます。
卵胞の成長には個人差があるため、当初の予定より確認回数が増えたり、採卵日が前後したりすることがあります。
採卵した周期に胚移植を行わず、胚を凍結した場合は、次周期以降に移植のための通院が必要です。
凍結胚移植周期では、自然な排卵に合わせる方法や、ホルモン剤で子宮内膜を整える方法があります。どちらの方法でも、移植日を決めるための確認が必要です。
体外受精の通院回数は、採卵周期だけでなく、新鮮胚移植か凍結胚移植か、妊娠判定後の診察まで含めるかによって変わります。
また、自己注射に対応しているか、受精・胚培養結果を電話やアプリで確認できるか、早朝・夕方・土曜に受診できるかによっても、通院負担は変わります。
京都で体外受精を検討している方は、治療内容だけでなく、通いやすさや相談しやすさも含めてクリニックを比較してみましょう。
体外受精の通院は、単なる経過観察ではありません。卵胞や子宮内膜の状態を確認し、安全かつ適切な時期に採卵・胚移植を行うために必要です。
| 通院場面 | 確認する内容 | 通院する理由 |
|---|---|---|
| 月経開始後 | 卵巣、子宮内膜、ホルモン値 | 予定どおり治療を開始できる状態か確認する |
| 排卵誘発中 | 卵胞の大きさ・数、ホルモン値 | 薬の量や次回受診日を決める |
| 採卵前 | 卵胞の発育、排卵に関係するホルモン値 | 採卵日と薬の使用時刻を決める |
| 移植前 | 子宮内膜、排卵時期、ホルモン値 | 胚移植に適した日を決める |
| 移植後 | 血液中のhCG値など | 妊娠が成立しているか確認する |
| 妊娠判定後 | 胎嚢、胎芽、心拍など | 妊娠経過と子宮内の状態を確認する |
採卵周期では、月経開始後の指定日に受診し、超音波検査や血液検査を行います。
卵巣に前周期の卵胞が残っていないか、子宮内膜やホルモン値に問題がないかなどを確認し、排卵誘発を予定どおり開始できるか判断します。
排卵誘発を開始した後は、卵胞の成長を確認するために複数回受診します。
卵胞の育ち方が予想より早い場合や遅い場合には、薬の量や使用期間を変更することがあります。卵巣が強く反応している場合には、安全性を考慮して治療方針を見直すこともあります。
卵胞が採卵に適した状態まで成長したら、卵子の最終成熟を促す注射や点鼻薬などの使用時刻を決めます。
薬の使用時刻は、採卵時刻から逆算して指定される場合があります。そのため、採卵前の診察は、処置日を決めるうえで重要です。
胚移植では、胚の発育段階と子宮内膜や排卵の状態を合わせる必要があります。
移植後は、医療機関が指定した日に受診し、血液検査などで妊娠の成立を確認します。
体外受精を開始する前には、現在の身体の状態や不妊の原因を確認するための検査を行います。
主な検査には、次のようなものがあります。
検査内容によっては月経周期の特定の時期に受ける必要があり、初診当日にすべてを終えられない場合があります。
検査結果をもとに、排卵誘発法、受精方法、胚の培養方針、新鮮胚移植または凍結胚移植などについて説明を受けます。
自己注射を行う場合には、薬の保管方法、注射方法、投与時刻、使用済み針の処分方法などの指導を受けることがあります。
女性側の検査と男性側の検査を別日に行う場合や、月経周期に合わせて検査日を設定する場合があります。
初診から治療開始までの通院回数を確認するときは、「検査結果の説明も別日に必要か」「オンライン説明に対応しているか」も聞いておくとよいでしょう。
体外受精では、初診当日にすぐ治療が始まるとは限りません。血液検査、超音波検査、精液検査、感染症検査、治療説明などを複数日に分けて行うことがあります。
仕事や家庭の予定と両立しながら治療を進めるには、初診予約の取りやすさ、検査結果の説明方法、自己注射の指導体制、オンライン説明の有無なども確認しておくと安心です。
京都で体外受精を始めるか迷っている方は、通院しやすさも含めて相談先を比較してみましょう。
採卵周期では、卵胞の成長に応じて受診日が決まります。以下は一般的な流れであり、固定された日程ではありません。
| 時期 | 主な通院内容 | 日程の決まり方 |
|---|---|---|
| 月経開始後 | 超音波検査、採血、治療開始の確認 | 医療機関から指定された日に受診 |
| 排卵誘発中 | 卵胞の大きさ・数、ホルモン値の確認 | 卵胞の成長に応じて次回受診日を決定 |
| 採卵前 | 採卵日と最終成熟を促す薬の使用時刻を決定 | 採卵の数日前に確定する場合がある |
| 採卵日 | 採卵、採精、処置後の体調確認 | 卵胞の発育状況から決定 |
| 採卵後 | 受精・胚培養結果の確認 | 電話やアプリで連絡される場合もある |
月経が始まったら、医療機関から指定された日に受診します。
超音波検査や採血の結果を確認し、問題がなければ排卵誘発を開始します。医療機関によっては、月経が始まった時点で電話やアプリから連絡するよう指示される場合があります。
排卵誘発中は、卵胞がどの程度育っているかを確認するために受診します。
刺激法が同じでも、卵巣の反応は人によって異なります。卵胞の育ち方がそろっているか、増えすぎていないかなどを確認しながら、薬を調整します。
刺激の強い方法ほど必ず通院が多く、自然周期なら必ず少ないとは限りません。自然周期や低刺激法でも、自然排卵の時期を逃さないよう追加の確認が必要になることがあります。
卵胞が十分に育った段階で、採卵日を決めます。
採卵日は、排卵誘発を開始した時点では確定できないことが多く、数日前に正式決定される場合があります。
採卵前には、最終成熟を促す薬を指定された時刻に使用するよう説明を受けます。
採卵当日は、来院後の体調確認、処置前の準備、採卵、採卵後の安静・休憩が必要です。
麻酔を使用する場合は、飲食の制限や帰宅方法について指示を受けます。自動車や自転車の運転を控える必要がある場合もあります。
採卵日は通常の診察よりも院内滞在時間が長くなる可能性があるため、原則として仕事を休むか、十分な時間を確保しておくと安心です。
採卵後は、成熟卵数、受精結果、胚の発育、凍結結果などの説明を受けます。
結果確認のために来院が必要な医療機関もあれば、電話、アプリ、オンラインシステムなどで連絡する医療機関もあります。
通院回数を見積もる際は、受精・培養結果の確認方法も聞いておきましょう。
新鮮胚移植は、採卵した周期に胚を子宮へ戻す方法です。
採卵後の卵巣の状態、子宮内膜、ホルモン値、胚の発育などを確認し、移植可能かを判断します。
当初は新鮮胚移植を予定していても、卵巣の腫れやホルモン値などによって胚を凍結し、別の周期へ変更する場合があります。
胚移植では、細いカテーテルを使用して胚を子宮内へ戻します。
採卵時のような麻酔を使用しないことが一般的ですが、移動時間や待ち時間を含めて予定を空ける必要があります。
胚移植後は、医療機関が指定した日に血液検査などを受け、妊娠が成立しているか確認します。
移植日だけでなく、妊娠判定日も通院予定に含めて考えておきましょう。
凍結胚移植では、採卵周期とは別の周期に子宮内膜を整え、凍結した胚を融解して移植します。
凍結胚移植の方法には、主に自然周期とホルモン補充周期があります。
自然周期では、自然な卵胞の発育と排卵に合わせて胚移植を行います。
超音波検査やホルモン検査で卵胞の大きさや排卵時期を確認し、排卵日と胚の発育段階に合わせて移植日を決めます。
月経周期が安定していても、実際の排卵時期が予測とずれることがあります。その場合、追加の受診が必要になることがあります。
ホルモン補充周期では、卵胞ホルモンや黄体ホルモンなどを使用し、子宮内膜を整えます。
薬を使用した後、超音波検査などで子宮内膜の厚さや状態を確認し、黄体ホルモンの開始日と胚の発育段階に合わせて移植日を決めます。
自然周期とホルモン補充周期のどちらが通院しやすいかは、月経周期、排卵の状態、医療機関の運用などによって異なります。
子宮内膜の状態が整ったら、凍結胚を融解して移植します。
胚移植後は、指定された日に妊娠判定を受けます。ホルモン補充周期では、妊娠判定後も一定期間、薬の使用を継続することがあります。
妊娠判定が陽性になった時点で、すべての通院が終了するわけではありません。
妊娠判定後は、経腟超音波検査などを行い、胎嚢が子宮内にあるかを確認します。その後、胎芽や心拍を確認し、妊娠経過に問題がなければ妊婦健診を行う産婦人科へ移ります。
不妊治療クリニックを卒業する時期は、医療機関や妊娠経過によって異なります。
月経周期や予定している治療方法から、大まかな通院期間を予測することはできます。
しかし、卵胞の発育やホルモン値は実際に治療を始めなければ分からないため、すべての通院日を事前に確定することは困難です。
排卵誘発中は、診察結果をもとに、次回の受診日が決まります。
診察のたびに次の予定が示されるため、仕事や家庭の予定を早い段階ですべて確定させにくい場合があります。
採卵日は、卵胞の発育状況を確認してから正式に決定されます。
そのため、採卵予定期間の前後には、変更が難しい出張、商談、行事などを入れすぎないようにすると調整しやすくなります。
新鮮胚移植では、採卵後の胚の発育や身体の状態によって日程が決まります。
凍結胚移植の自然周期では排卵時期、ホルモン補充周期では薬の使用開始日や子宮内膜の状態に合わせて移植日を決定します。
卵胞の育ち方には個人差があります。
予想より発育がゆっくりな場合は、排卵誘発期間が延び、追加の診察が必要になることがあります。卵胞の大きさにばらつきがある場合も、確認回数が増える可能性があります。
排卵誘発法によって、使用する薬、投与期間、自然排卵を抑える方法などが異なります。
ただし、刺激の強さだけで通院回数が決まるわけではありません。自然周期や低刺激法でも、排卵時期を正確に確認するために複数回の通院が必要になる場合があります。
新鮮胚移植では、採卵と同じ周期に胚移植と妊娠判定の通院が加わります。
凍結胚移植では採卵周期の移植はありませんが、別の周期に子宮内膜や排卵を確認するための通院が必要です。
凍結胚移植によって通院がなくなるのではなく、採卵周期と移植周期に分かれると考えましょう。
自然周期では排卵の時期を、ホルモン補充周期では子宮内膜の状態を確認します。
どちらの方が通院回数を抑えられるかは、一律には決められません。月経周期や身体の状態、医療機関の予約方法によって変わります。
治療中に子宮内膜やホルモン値、卵巣の状態などを詳しく確認する必要が生じると、追加の受診が必要になります。
また、体調不良や卵巣の腫れ、子宮内膜の状態などを理由に、採卵や移植を延期することもあります。
同じ治療方法でも、医療機関の運用によって通院負担は異なります。
次のような点が、通院回数や院内滞在時間に影響します。
通院の負担を考える際は、回数だけでなく、1回あたりの所要時間も確認しましょう。
排卵誘発中の受診では、採血、超音波検査、診察、薬の処方などを行います。
採血結果を確認してから薬の量や次回受診日を決める場合は、結果が出るまで待つ必要があります。院内の混雑状況によっても終了時刻が変わります。
採卵当日は、受付から処置前の準備、採卵、採卵後の安静・体調確認まで、まとまった時間が必要です。
麻酔を使用する場合は、処置後に休む時間も必要になるため、他の予定を入れず、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
胚移植や妊娠判定は、移動時間や待ち時間によっては、時間単位休暇や半休で対応できる場合があります。
ただし、予約時刻どおりに診察が終わるとは限りません。受診後に重要な予定を詰め込みすぎないようにしましょう。
通院回数が同じでも、採血結果の待ち時間や診察の進め方によって、仕事・生活への影響は変わります。
初診時に、通常の卵胞チェック、採卵、胚移植などで、どの程度の時間を見込めばよいか確認しておくと安心です。
体外受精では、安全に治療を進めるために必要な診察があります。
通院回数を減らすことだけを目的に治療方法を選ぶのではなく、必要な診察を受けながら、移動・待ち時間や不要な来院を減らす方法を相談しましょう。
排卵誘発に使用する注射を、医療機関で指導を受けたうえで、自宅で行える場合があります。
自己注射を利用すると、注射のためだけに通院する負担を減らせる可能性があります。
ただし、卵胞の発育やホルモン値を確認するための通院は必要です。自己注射を選んでも、採血や超音波検査を省けるわけではありません。
早朝や夕方、土日に診療を行う医療機関であれば、仕事や家庭への影響を抑えられる場合があります。
ただし、通常診察に対応していても、採卵や胚移植を土日・祝日に行っているとは限りません。診察と処置の対応時間を分けて確認しましょう。
受精結果や胚培養結果の連絡、治療説明などを、電話、アプリ、オンラインで受けられる医療機関もあります。
来院が必要な内容と、来院せずに確認できる内容を事前に聞いておくと、不要な移動を減らせます。
採卵周期には短い間隔で受診することがあるため、医療機関までの移動時間は通院負担に大きく影響します。
自宅からの距離だけでなく、職場から通えるか、通勤経路の途中にあるか、利用できる交通手段なども確認しましょう。
採卵当日に精子を採取する場合、パートナーにも来院が必要になることがあります。
医療機関によっては、自宅で採取して指定時間内に提出する方法や、事前に精子を凍結保存する方法を利用できる場合があります。
採卵当日の来院が難しい場合は、事前に医療機関へ相談しましょう。
体外受精では、安全に治療を進めるために必要な診察があります。通院回数を減らすことだけを目的にするのではなく、必要な診察を受けながら、移動や待ち時間を減らせるかを確認することが大切です。
自己注射、早朝・夕方診療、土日診療、電話やアプリでの結果連絡、オンライン説明、職場や自宅からの通いやすさなどは、治療を続けやすくするうえで重要なポイントです。
京都で体外受精を検討している方は、治療実績だけでなく、通院負担を相談しやすいクリニックかどうかも比較してみましょう。
採卵日は、卵胞の発育を確認した後に決まります。
採卵が想定される期間には、日程変更が難しい出張、重要な商談、長時間の会議などを集中させないようにすると調整しやすくなります。
卵胞チェックや妊娠判定などは、所要時間によっては1日休暇ではなく、時間単位休暇や半休で対応できる場合があります。
勤務先で利用できる休暇やフレックス制度、時差出勤などを確認しておきましょう。
採卵当日は、処置、麻酔、採卵後の安静などが必要です。
原則として休暇を取る前提で考え、採卵翌日についても体調や仕事内容に応じて調整できるようにしておくと安心です。
排卵誘発中は、診察結果に応じて次回の受診日が決まります。
診察時には、次回受診日だけでなく、その次に受診する可能性がある時期や採卵日の候補も確認しておくと、仕事の予定を調整しやすくなります。
自分の場合の通院回数を把握するには、治療開始前に医療機関へ確認することが大切です。
A.初診から妊娠判定までの通院回数は、事前検査、排卵誘発法、新鮮胚移植か凍結胚移植かなどによって異なります。
採卵周期だけでなく、別の周期に凍結胚移植を行う場合や、妊娠判定後の胎嚢・心拍確認まで含めると、通院回数は増えます。治療開始前に、自分の治療計画で想定される回数を確認しましょう。
A.採卵周期では、月経開始後の診察、排卵誘発中の卵胞チェック、採卵前の最終確認、採卵当日などに通院します。
具体的な回数は、卵胞の育ち方や排卵誘発法によって異なり、追加の確認が必要になる場合もあります。
A.凍結胚移植周期では、子宮内膜や排卵時期の確認、胚移植、妊娠判定などで通院します。
自然周期かホルモン補充周期か、排卵や子宮内膜の状態によって必要な回数は変わります。
A.一律にどちらが通院しやすいとはいえません。
自然周期は排卵日を確認する必要があり、日程が直前に決まることがあります。ホルモン補充周期は移植日を調整しやすい場合がありますが、薬の使用と子宮内膜の確認が必要です。
A.採卵日は、卵胞の発育やホルモン値を確認した後に決まります。
治療開始時に候補期間を示されることはありますが、正式な日程は数日前に確定する場合があります。具体的な決定時期は医療機関へ確認してください。
A.通常、毎日受診するとは限りません。
卵胞の育ち方や採卵が近づいているかによって、受診間隔が変わります。追加の確認が必要な場合は、短い間隔で受診することがあります。
A.自己注射を利用すると、注射を受けるためだけの通院を減らせる可能性があります。
ただし、採血や超音波検査による卵胞チェックは必要です。何回減らせるかは、使用する薬や医療機関の方針によって異なります。
A.医療機関によって異なります。
電話、アプリ、オンラインシステムで結果を確認できる場合もあれば、来院して説明を受ける場合もあります。治療開始前に確認しておきましょう。
A.採卵当日は、準備、採卵処置、採卵後の安静・体調確認などが必要です。
採卵数、麻酔方法、院内の状況によって所要時間が異なるため、原則として1日予定を空けるか、通院先から示された時間に加えて余裕を持たせてください。
A.胚移植は、採卵に比べると身体への負担が少なく、半休や時間単位休暇で対応できる場合があります。
ただし、移動時間、待ち時間、処置後の体調などを考慮し、余裕のある予定を立てましょう。
A.男性側は、初診、精液検査、治療説明、採精などで通院が必要になる場合があります。
採卵当日の採精を自宅で行える場合や、事前に精子を凍結保存できる場合もあります。検査結果や治療内容によっては、泌尿器科などで追加検査を行うこともあります。
A.妊娠判定が陽性になった後も、胎嚢や心拍を確認するために通院します。
妊娠経過に問題がないことを確認した後、妊婦健診や分娩を行う産婦人科へ移ります。転院時期は医療機関によって異なります。
体外受精の通院回数は、採卵周期、新鮮胚移植、凍結胚移植、妊娠判定後など、どの工程まで含めるかによって異なります。
特に通院が増えやすいのは、排卵誘発から採卵前までの期間です。超音波検査や採血で卵胞の発育を確認しながら、薬の量、次回受診日、採卵日を決めます。
凍結胚移植を行う場合は、採卵周期とは別に、排卵や子宮内膜を確認するための通院が必要です。妊娠判定が陽性になった後も、胎嚢や心拍を確認するための受診が続きます。
そのため、「体外受精は全部で何回」と一つの数字で考えるのではなく、治療開始前、採卵周期、移植周期、妊娠判定後に分けて、自分の場合の通院予定を確認することが大切です。
通院負担を減らしたい場合は、必要な診察を省くのではなく、自己注射、早朝・夕方診療、電話やアプリでの結果連絡、通いやすい立地などを確認しましょう。
治療開始前に、想定される通院回数だけでなく、採卵日が決まる時期、院内滞在時間、受精結果の連絡方法なども確認しておくと、仕事や家庭との予定を調整しやすくなります。
不妊治療や生殖補助医療に関する高度な専門知識と技術を持つ「日本生殖医学会認定生殖医療専門医」が常勤で在籍しているクリニック・病院の中から、治療の目的別に優れた病院・クリニック3院をご紹介します(2025年3月調査時点)。
体外受精を含め、専門医の体制や具体的な治療実績を確認しながら、本格的に不妊治療を進めたい方に向いています。
不妊治療だけでなく、体調や生活習慣、漢方なども含めて妊娠に向けた身体づくりを相談したい方に向いています。
男性側の不妊原因を詳しく調べたい方や、検査だけでなく手術を含めた男性不妊治療まで相談したい方に向いています。
※1参照元:足立病院「数字でわかる足立病院」https://www.adachi-hospital.com/numbers/
※2参照元:足立病院「体外受精(凍結融解胚移植)による35歳未満の妊娠率(2024年度実績)」https://www.adachi-hospital.com/infertility/achievements/
※3参照元:日本産婦人科学会「ART臨床実施成績データ2022(PDF)」https://www.jsog.or.jp/activity/art/2022_JSOG-ART.pdf